娘が大学に合格しました
こういう時は、上限まで借りないと勝負にならないってカイジで言ってた!!
・・・、気がする・・。
勝負じゃないじゃん・・。
もうホントに定年まで仕事辞められなくなっちゃった・・( ;∀;)
という事で、夫に教育ローンを組んでもらいに銀行へ行ってもらいました。
もう、面倒くさいから、ババーンと一千万円位借りてもらおうかね。
ええっ!!
ホントにそんなにお金借りて大丈夫なの??
超不安なんだけど・・。
しかも、お金の事はうみちゃんがやってるんだから、自分で銀行行きなよ・・。
私は収入が低いからダメ~~!
男性で収入の多い夫が行った方が話が早い。
返済プランはあるから大丈夫だ!!
と言う訳で、今日は教育ローンを実際に借りた話。
大学進学の資金の事を考えている人 は、参考に・・・、なるかな~・・?
う~ん・・・。
大学受験時から3月までにかかるお金は、一人暮らしさせるなら150万オーバー?!
それではここで、大学受験から入学までに準備しておかなければならないお金を、ざっと計算します。
受ける大学の数や、進学先が私学なのか国公立なのか、一人暮らしなのか実家暮らしなのかで金額は変わりますが、我が家の場合をモデルにして
①一人暮らし②私立大学進学③受験数7校位
で試算してみましょう。
因みに、受験も共通テストや一般選抜でかなり金額が変わってくるのですが、周りに聞いた所、浪人を避けて滑り止めを固めるなら、大体30~40万はかかって来るようです。
それでは以下、試算です。 受験期の1月から3月までにかかる金額
① 受験にかかるお金
受験料(共通テスト1校につき15,000円×5校・一般選抜35,000円×7校・共通テスト3教科以上受験料18,000円)
計算が面倒なので、割引等は考慮せず。
338,000円
※ その他。遠征費用のホテル代や交通費は別途
② 合格時に収める入学金と前期授業料(これは、合格手続き時に同時に収めることになります)
私大の場合80万位が相場か・・??
(例)早稲田・政治経済学部約71万。 明治・商学部75万くらい
(この2大学は比較的授業料が安いと言われている。日本大学法学部は78万位)
という事で、800,000円
※ 音大とか医学部になると、別の次元となります。
③ 一人暮らしの不動産契約金
450,000円程度
(4月分家賃含む)
※ 物件や場所などによって20万位安くなる場合アリ。モデルタイプは東京・神奈川で急行停車駅。
家賃6万前後。
それぞれ最寄りの駅から徒歩7分圏内を想定(うち、女の子だから・・。徒歩10分以上でいいならもっと安いです)。
割高な学生マンション等を選ぶと、入館料や保証金等で50万前後。
民間で礼金や仲介料のないタイプだと、24万位となります。
※ 光熱費等の基本料金含まず。
しかし、一般物件は安いと思いきや、この場合、入居時に家具や家電が必要になります。
学生マンションは家具や家電がついてるタイプが多いけど、その分割高。
しかし、家電一式をそろえる事を考えると、大差なく、だいたい初期費用は同じくらい~学生マンションの方がちょっと割高くらいとなります。
学生マンションの場合は、卒業時には出て行かねばならず、就職の時にまた引っ越しが伴う可能性もありますし、特に学生マンションを勧める訳ではないのですが、一般物件であまり安い所を選ぶと、治安の問題もあります。
という事で、我が家は治安の良さそうな、駅近物件を選んだので、ちょっと高かったです。
そんな事で、1月の出願から一人暮らしの契約まで、ざっと計算しても1,588,000円。
たった2ヵ月の間におよそ160万円ものお金が飛んでいく計算となります。
一人暮らしの場合は、その後、毎月の家賃と光熱費が必要ですよね。
これに加えて、入学が決まれば入学式のスーツや在学中に使うPCの購入、教科書代や定期券等、夏が過ぎれば後期の授業料と、今後更に数十万単位のお金が必要になってきます。
受ける大学の数が少なかったり、実家暮らしの場合は金額が変わってきますが、入学試験に使う費用は30~40万円程度を支払うお宅が多いと思います。
一般選抜7校は多いように感じる人もいるかもしれませんが、第一志望の大学を学部違いで受験したり、後期試験を受験したり、試験方法を変えて受験するなどすると、あっという間にこれ位かかります。
また、大学合格から入学金の支払い期限までには一週間程度の猶予しかない場合が多く、その都度お金を工面していたのでは間に合いません。
子の受験費用から奨学金の利用や借り入れを希望する場合は、受験の数か月前から借り入れの手続きを取っていないと間に合わないのでご注意ください。
※ 奨学金は、ほとんどの場合入学後でないと支払われません。
受験料や入学金が不足する場合、教育ローン等、何らかの方法でお金を工面する必要があります。
教育ローンを借りるに至った私の考え
一応、私は子供二人の大学受験のために貯蓄はしていました。
因みに、上の子も東京に進学し、一人暮らしをしています。
なので、受験にかかるお金は計算済みで、初期費用の借り入れはしていません。
入学が決まってから夫に銀行周りをしてもらいました。
先ほども書きましたが、 受験費用等の不足が考えられる場合、、早めに借り入れをしておかないと、入学手続きに間に合わなくなる恐れがありますので、ご注意ください。
教育ローンなら、多くの場合、大学受験の半年前位から手続きが出来るようです。
審査や提出書類の準備があるので、今日借りに行って明日融資と言う訳にはいかないんですよね。
で、私の試算では、『頑張ればノー借金で卒業させることもできるかも・・・?』
という感じだったのですが、それは相当頑張らなければならず、大変な茨の路だったわけで、『それくらいなら借金して、在学中からお金を返そう 』という考えに至ったわけです。
大学にかかる費用を全て借金で賄うのなら、お給料やボーナスで大きな額を捻出しなければならないプレッシャーからは、解放されます。
借りてしまえば今後、大学や子の一人暮らしの費用についての心配はひとまずしなくて済む算段となります。
返済はしなければなりませんが、収入を子に割かなくていいとなると、大人2人で暮らす生活費は微々たるもの 。
繰り上げ返済も可能だし、毎月の返済分くらいの金額なら、余裕ができると踏んだわけです。
大学の授業料って、まとめて支払う必要があるので辛いんですよね。
要するに、あまりカツカツの生活をしていると、ちょっとまとまったお金が必要な時に困ると思ったんです。
修繕代とか、お祝金とか、冷蔵庫や洗濯機、テレビが壊れちゃったよとか、自宅のPCもうダメだとかね、諸々。
で、当時こんな考えもありました。
娘が合格したら、教育ローンを上限いっぱい借りて、半分株に突っ込もうかと考えてます。 — かたせうみ (@kataseumi) January 24, 2021
これはツイート用のネタですが、正直持ち株を売ったり、為替を売ってお金を工面するのもなぁ‥という考えもありました。
(これは夫には内緒だ)
共働きだと、意外と使えない奨学金 と国の教育ローン
ところで、 学費といえば各種奨学金を思い浮かべると思いますが、私の返済プランでは、あまり使い勝手が良くない制度というイメージです。
私は、子の学費を借金というお財布から全て出して、その一方、住宅ローンのようなイメージで、生活費から返済したいという考えで、ローンを組みたいと考えています。
しかし、奨学金の場合、返済は卒業後に始まります。
在学中は無利子で、教育ローンより利率が低いという特典はあるけど、在学中の返済は認められないものがほとんどです。
貸与される額も毎月の振り込みとなる場合が多く、まとまった額を借入して、在学中から返済したいという私のプランとは、ちょっと合わなかったんですね。
日本政策金融公庫が行う「国の教育ローン」というものもありますが、上限額が子一人につき350万(1年分。一定の条件下では450万迄可能)という事でちょっと希望にそぐわない。
返済して枠が空けば、翌年に残高が減った分の追加融資も可能らしいですが、子が二人の場合、世帯年収が890万円以下という要件があり、一般的な共働き家庭では、借りることができません。
(子が一人の場合は、世帯年収790万円以下と、もっと使えない家が増えるよ)
うちは全く裕福ではないのに、税金は各々徴収されるし、給付型の奨学金はほとんど当たらず、国の教育ローンも組めないという、器用貧乏的なラインにいて、なんだかなぁ~、という感じです。
と言う訳で、奨学金や国の教育ローンは、私のビジョンとは合わず使わない事にしました。
ていうか使えなかった・・。
余談ですが、本当に優秀なお子様なら、企業型の奨学金というのもありますし、伝統のある大学なら、大学独自の給付金もあります。
お子さんがこれから進学なら、是非調べて挑戦してみて下さい。 参考(これはほんの一部です)
所得制限があるものと無いものがありますが、調べると結構種類があります。
「返さなくていい奨学金」とか「給付型奨学金」とかでググってみて下さい。
高校3年生に上がる時に説明会を設ける学校が多いと思いますので、面倒でも学校の説明会には参加する事をおススメします。
そんなこんなで、 結局教育ローンを借りることにしたかたせ家。
夫は寝耳に水で半べそでしたが、一応返すあてはあります。
夫に何かあった場合、団信により家のローンはチャラになるし、生命保険もあります。
そして、万が一には私財を売れば返済できる予定です。
それよりも、私は大学費用で生活費が圧迫されたり、預金を切り崩す方を嫌ったのです。
次回、実際にどんな風にローンを借りたのか、私の目論見通りになったのか!!?
文字数が3000字を超えたので
続く。
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