こんにちは、かたせうみです。
年度末だコロナだと、最近ブログの更新が滞りがちですが、この間私が何をしてたのかというと、FXのチャートに張り付いてました。
日本時間が終わればヨーロッパ・アメリカと、平日なら基本24時間動いているFXは、大きな局面になると眠れないこともあるのです。
といっても私は小額投資で放置なので、専業トレーダーさんのような事はなく、夜は寝てるし、毎度毎度取引している会社にログインする事もないのですが・・・・。
コロナと共にやってきた景気の荒波
2019年末、「今年買ってよかったもの」のひとつに、71円で買った豪ドルの事を話題にしました。
その後、豪ドルは順調に回復し、70円台半ばで買ったものもプラス域に達し、ひとりほくそ笑んでいました。
ところが・・・・。
ご存知コロナウィルスの魔の手が忍び寄り、市場は大混乱!!
影響を受けた日本株も滝のように下がり、3月9日には、ニューヨークで史上初のサーキットブレーカーが発動し、それまで110円程度で推移していた米ドルは、一気に下落し101円をつけました。
私は株の事ばっかり気にしてて、すっかりチェックを忘れていました。
FX口座に置いておいた豪ドルがどうなっているのかを!!
ていうか大丈夫だと思ってた、勝手に・・。
米ドルがこんなで中国があんなじゃ、豪ドルに影響がないわけないじゃない!!
みて下さい、このチャートを!!
1月20日頃には1ドル76円だったのに・・。
2月後半には60円台に突入し、下がる一方・・。
うわぁぁぁぁぁぁぁ!
時すでにおすし!
でも、サレンダー(降参するとか放棄するという意味の英語。カードゲームの時とかによく使う)とかしたくない!!
気が付いてFXの口座を見たのが、2月後半。
北海道では緊急事態宣言が出され、それまで楽観的だったものが、だんだんとよくない現実味を帯びてきた時期です。
でも、その頃はまだ、こんな吞気なツイートをしてたんですね、私・・。
結局この後、家に帰って追金しましたが、すぐに危機は訪れました。
関係ないけど、「サーキットブレーカー」ってかっこいいよね。
驚愕の下落率を記録する豪ドル
3月8日(日曜日)取り敢えずその日、なけなしのへそくり(この期に及んで小額)を、予約入金としてFX口座にぶっこみました。
しかしその前後、豪ドルは乱高下。
アラートで起こされることない??
そんな甘い話じゃなかった・・・。
この時、な~んのケアもしてない私の口座の証拠金は、維持率140パーセントくらいだったのです。(FXやる資格なし。)
そして・・・。
とんでもない波が、押し寄せてきます。
予約入金が朝一で反映されたけど、焼け石に水・・。
アラート(証拠金が少なくなったというお知らせ。規定量より少なくなると、強制的に決済されて、持ち金はゼロになる)は一度鳴ったらしいが、仕事中なので気づかず、知らない間に維持率は回復していたらしい・・。
運命の3月19日、豪ドルは一瞬50円台へ
追加の証拠金を入れた私ですが、元来FXは資産形成とかじゃなくて、ギャンブルのつもりで『あわよくば』という気持ちでやっています。
通常はそんなに急激に通貨は動かないし、主婦投資の私が使う金額なら、スロットで負ける金額よりは小額なのです。
だがしかし、豪ドルの状況は予断を許さず、悩んだ末に突っ張る事にし、私は19日の夕方、保険をかけて追加で証拠金を入金しました・・・・。
これで、少しは余裕が持てるかな・・?
そして問題の3月19日夜。
夜から下落を始めた豪ドルは、深夜2時に62円台に突入。
なにも、今日下がらなくてもいいじゃない!!
追加の証拠金は、普通に午後3時以降にネット銀行から入金です。
クイック入金なんて契約してないので、営業時間以後の通常入金は即時反映されず、翌朝の予約扱いです。
夜中に証拠金が50パーセントを切れば、ロスカットです。
神様・・、神様どうか、どうか今回はタスケテ・・。
その後一旦回復したように見えますが・・・。
前回、追証を入れていたのでよっぽどのことが無い限りは大丈夫と思いながらも、チャートから目が離せません。
ていうか、追加の証拠金を入れたのだから、万が一このままロスカットにでもなれば、損害は9日よりもずっと大きいのです。
この時すでに鉄火場状態。
家族にお知らせ??
してるわけがありません。
心の友は、この下落を嘆く、顔も性別も分からない掲示板の方々です。
この日眠りについたのは深夜3時。
もう・・、仕事休んじゃおうかな・・( ;∀;)。
3時過ぎにはひとまず相場も落ち着いたので、明日のために眠りにつく私・・。
あ~、学校が休みでよかったよ。
夫が単身中でよかったよ・・。
眠れぬ夜を過ごした翌朝、メールに無事入金のお知らせが届きました。
遅いんだよっ!!!!
でも、とりあえず生き残ったのでよしとしましょう。
株の場合は値幅の制限があるので、1日で大きく動いても、「それ以上」という事はありません。
ストップ高とかストップ安とかよく聞くでしょう??
FXの場合は青天井です。
・・・、死ぬかも・・。
しかし、最たる危機は、夜中でなくて仕事中・・。
3月19日。
寝不足の私は冴えない感じで仕事をしてました。
午前11時前、携帯チェックのついでに、為替チェック(普段はしない)。
何と!
豪ドルが50円台になってる(゚Д゚;)!!
ここで、3月19日のチャートを追ってみましょう。
生きた心地のしないチャートですが、お次は、3月9日から19日の最安値までのチャートです。
ナニコレ~!!
こりゃいかん!!
か・・、課長・・。
銀行へ行きたいので、お休みさせてください・・。
嘘は言ってません。
3月4月は誰でも忙しいので、特に何も言わなくても支払い関連の中抜けがしやすくていいですね。
これに懲りた私は、こんな思いはしたくないと、とりあえず再度証拠金を入金しました・・。
こうやって、泥沼になって親に総取りされるんだね、FX怖いねぇ~・・。
今回は、足りなくなったのではなくて、リーマン時の最安値を懸念して、念のためです。
この後どうなるのか・・・??
このまま豪ドルだけやっていていいのか・・??
不安でいっぱいでしたが、ふとある考えが浮かびます。
次回
『豪ドルがダメなら、米ドルがあるじゃない』
減ってしまった証拠金を、別の通貨で取り返せるのか??!
主婦でゆるゆるの投資しかしたことのない私が!!
②へ続く。
注釈
記事タイトルの「豪の仇をアメリカで」というのは、「江戸の仇を長崎で」のもじりであり、「筋違いだったり、関係のないところで恨みを晴らす事」等の意味で使用します。
記事タイトルも、そういう意味で使用しています。
何となく「やってやったぜ」というイメージを受けますが、そうではないので、よい子のみんなはマネしないでね。
続きはこちら