夏休みの自由研究、悩みますよね。
お子さんが一人で興味を持って、
これやりたい!!
と言うならば、親としては一緒に調べて協力するまでですが、なかなかテーマって決まらないことが多いです。
そんな時!
一緒に楽しく動画を見ながら実験へのヒントとなる、米村でんじろう先生の動画を今日は、紹介します。
実験の面白さで一世を風靡した、でんじろう先生の動画で盛り上がろう!
バラエティ番組などで科学の実験を披露して、一世を風靡した米村でんじろう先生。
今は色々な学校に呼ばれて講演をしたり実験を披露したりしていますが、実は、YouTubeやTikTokにも、とても面白い動画をアップしています。
今日の記事は、夏休みの自由研究のノウハウ記事ではなく、親子で一緒に自由研究のネタ探しができる、でんじろう先生の動画をご紹介します。
「やってみた」系のレポートは子供にも書きやすく、経過や課程を文章にすることは、国語力や文章をまとめる力にもなり、その後の知識や教養にもつながります。
自由研究のネタ探しは難航する事が多いけど、子供と一緒に動画を見れば、親子で興味津々。
楽しい事や話題の共有もできるし、一緒に自由研究を作り上げる喜びはプライスレス。
これは、子供にとってのプライスレスではなく、保護者にとってのプライスレスですよ。
子育てが渦中のうちは『面倒くさい』という思いが先に立ちがちですが、ふと育児を振り返った時、『あの時一緒にやって、面倒だったけど、なんだかんだ言って楽しかった』思い出は、子供が大人になった時、懐かしい思いと共に甦ります。
余談ですが、「楽しかった思い出」というのは、子供のためではなく、お父さんお母さんのその後のためでもあるんです。
と、ちょっと感傷的な文章になりましたが、子供と同じ動画を見ながら話題を共有するのって、とても楽しいです。
でんじろう先生の実験は、素人では手に入りにくいものを扱う本格的なものもありますが、簡単なものも多数。
TikTokでは実験をかいつまんだ1分程度の動画を披露し、YouTubeでは5分から10分程度で詳しく解説しています。
まずは、無理そうだったらすぐに飛ばせるTikTokで確認し、興味のあるものをYouTubeで見たり、ネットで詳しく調べたりして、実際に実験するのがいいと思いますよ。
という事で、私個人がおススメする、でんじろう先生の実験動画3選をご紹介します。
絶対興味をそそるから、是非お付き合いください。
アウトドアで大活躍!キャンプも実験も一緒に楽しめる火起こし!
アウトドアの浪漫、「火起こし」!
でんじろう先生の動画には、火おこしの方法がいくつも紹介されています。
記事にしたものは、最速で火が点く、火打ち石を使ったもの。
もちろん、火打ち石は手作りです。
動画を見ると、ビックリする位あっという間に火が点く優れもの。
昔は厄除けとして、出かける家長の後ろ姿に打つ姿を、時代劇や大河ドラマでよく見ました。
竈に火をつけるのも火打ち石でしたが、こんなに簡単に火が点くとは驚きです。
もう、動画を見たらやってみたくなる事間違いなしです。
火打ち石の歴史や実験の補足は、YouTubeのこちらの動画で説明されています。
今回先生が使用しているものは、木にカッターナイフを埋め込んだものと、川で拾った堆積岩。
それから、スチールウール。
木にカッターナイフを埋め込むのは少し危ないので、これは大人の手が必要かもしれません。
堆積岩は川で拾えるらしいので、まずは、どんな石なのかを調べて、川で探すところから始めると、とても面白いレポートができそうです。
多分堆積岩が見つからない事はないかと思いますが、念のため準備しておくなら、堆積岩はアマゾン等でも売っています。
この他にも、でんじろう先生の動画には、昔ながらの摩擦方式の発火方法や、ちょっと珍しい「ファイヤ-ロール発火法」なんていうのも紹介されているので、タイムを計ってどれが一番早かったかや、火を使う歴史なんかも一緒に調べてレポートにすると、かなりいいものができそうですよね。
上級編の火起こしは、必死なでんじろう先生の姿も見られてとても面白いですよ。
火種ができたら、それを燃やさなければなりません。
いきなり大きな木や炭に着火は出来ないので、燃えやすいおがくずや紙などを使用します。
動画では、ほぐした麻のひもなどを使用しているようですよ。
「ダイラタンシー風船」超簡単!片栗粉と水で、非ニュートン流体を知る
これ、この前何かのサスペンスの種明かしでもやっていたのですが、何もしていないとただの液体なのに、ある力が加わると硬化するという特生をもつ「ダイラタンシー」という現象。
これを、実験用に面白くしたのが、用意するものも準備も簡単な「ダイラタンシー風船」。
片栗粉を水で溶いた液体を風船に入れると、力を入れた時は固く、力を抜いている時は柔らかい、不思議な感触のおもちゃができます。
スクイーズとはちょっと違うけど、あの手の感触って、なぜかやめられなくて、ず~っと握ってしまうのですよね。
「ダイラタンシー」も「非ニュートン流体」も、説明するのは困難ですが、与える力によって粘度が変わるものをそう呼ぶとの事です。
ひとつの物質だけではそうならないのに、二つを混合させるとこういった現象が起きるのですが、このあたりは、でんじろう先生が動画で簡単に解説してくれています。
作り方は超簡単なので、日にちに余裕がない時は「ダイラタンシー風船」一択ですね。
しかも、これ作って行ったら、クラスの人気者になれそう。
成績を狙うなら、簡単でも仕組みを説明したレポートをつける事をおススメします。
私の憧れ、バーナーとガラス棒でガラス細工!
これは、実験というよりはもう図工ですが、自由研究はこういったものでも大抵はOKのはずです。
ガラス吹き、やってみたい人は多いのではないでしょうか??
でんじろう先生は、この他にもガラスペンを作ったり、フラスコを自作したりしていますが、一番楽しそうだったのがこれです。
ガラス管は、通販やホームセンター、大きめの画材や文具店で手に入りますが、バーナーが必要だったり、ガラスが高温になったりと、子供一人では絶対できない製作ですし、危険を伴います。
ただ、この動画を見て、「ずっとやってみたかった」という子は多そうですよね。
小学校低学年や中学生なら、細心の注意を払えばこれ位ならいけるかなと思って、こちらに1票。
個人的には一押しの制作です。
なお、実験には実験用ゴーグルが必要になると思われます。
高温や超低温を扱う時には、いつも先生は付けていますね。
ちょっと難しそうだったけど、色ガラスからバネを作る動画もあり、綺麗でとても面白かったので、興味のある方は、そちらも探してみて下さい。
それにしても、花瓶のイヤリングに挿している花、これ、ドクダミの花・・・。
自由研究のネタ探しは、毎年毎年苦労するけど、回数で言えば、たったの3回か6回くらいです。
ここは思い切って、家族で楽しめるものをチョイスしちゃうのがいいと思いますよ。
それではまた。
こちらの漫画は『ドクターストーン』。
家族で楽しめて、科学が好きになっちゃう漫画。
東大生もおススメしてましたね。
何かに興味を持つとっかかりって、何がタイミングとなるか分かりません。
『ドクターストーン』はアニメ化され、アマゾンプライムなどでも楽しむことができます。
漫画の方は結構連載が続いているけど、アニメはそんなに長くはないので、こちらも併せておススメです。