我が家の大学受験物語
前回のあらすじ(?)
この記事は、平成30年度の大学受験をモデルにしています。
令和3年度の試験については、センター試験が共通テストに変わり、コロナの影響で大きく日程が変わっていますのでご注意ください。
デスノート 大場つぐみ/小畑健 集英社
こんにちは、かたせうみです。
大学受験の流れという記事で、今日は、共通テストを受けてから進路が決まるまで一気に行きたいと思います。
出願方法についてはこちらの記事をご覧ください。
センター自己採点と、センターリサーチ
年明けて1月。
13日以降の週に共通テストが行われます。
(平成30年は、1月13・14日)
5教科なら二日間、3教科文系なら一日です。
さて、センターが終了すると、速攻で解答が出ますので、自己採点です。
第一志望が国公立の場合、共通テストの良し悪しで、志望校を確定させたり変更したりしなければなりません。
共テ利用試験の場合は、既に願書は出してありますから、今後の一般試験をどうするかを決めるのです。
共通テストの結果は、申し込んでおけば成績開示されますが、それは4月に入ってから。
この時点では、あくまでも自己採点です。
共通テストの結果は、予想のまま、国公立2次や、私大一般で受験する大学を決めるのです。
やだ、不安~・・・・・。
2月に入れば、各高校は自由登校の時期ですが、センター試験の結果申告の為、現役なら学校に行って採点を、浪人だったら予備校で解説付きの自己採点をする事になるでしょう。
センターリサーチで合否予測
学校や予備校で自己採点が終了すると、試験結果を提携予備校に申告します。
予備校は、収集したデータをもとに集計して、各大学のボーダーライン や生徒の志望校の合否判定予測をわりだします。
そして集計されたデータは、判定付きのシートとなり、生徒の元へ返却されます。
このセンターリサーチ、やはり、大量のデータを収集できる大手予備校の方が精密度が高いといわれています。
センターリサーチが返却される頃、マークミスはないと信じて、志望校決断の最終段階となります。
1月後半。国公立2次試験の出願と、私大一般の出願
センターリサーチが返却される頃、順次私大の一般試験や統一試験等の出願締め切りがやってきます。
締め切りの関係上、センター利用試験の合否を確認してからの一般受験出願は、理系等の一部を除いて出来ないようになっていますので、ご注意ください。
受験料は、大学運営における大きな収入源・・・。
そういう風にできているのであきらめましょう。
きいっ!
私立大学をいくつか併願する場合、入学手続き締め切り日の確認を怠りなく。
本命の発表が、滑り止めの手続き締め切り後・・・。
という事も多く、両方に合格して本命の大学に決めた場合、入学金を捨てる覚悟が必要です。
一方、国公立の場合は、2次試験の出願が始まります。
国公立が第一志望で、滑り止めを私大にしている場合、かなりの高確率で、私大の入学金を捨てることになります。
・・・・、悩むね。
ここで一息・・。私大文系なのに、選択科目を間違えた友人宅の話・・・。
選択科目のミスには気をつけましょう。
特に、私大のWEB出願は、間違いやすいです。
2月、私立大学センター利用の合格発表と一般入試
2月に入り、10日あたりからぼちぼちと、共通テストの結果が出始めます。
志望校を見事共通テストで勝ち取ったあなた、おめでとうございます。
大学受験、ここで試合終了です。
そうでない方は、これからが本番です。
国立大学の前期試験は2月25日から(平成30年)、後期試験は3月12日以降です。
まだ対策できることはあります。
私立大学の場合、試験の日程は大学や学部により様々ですが、2月初旬から2月20日位までがピークとなります。
概して、偏差値高めの大学程、日程は遅くなる傾向があります。
私立大学志望の場合、2月中には身の振り方がほぼ決まる。
私立大学を希望している場合、2月中には、ほぼ身の振り方が決まってきます。
まだ進路が決まっていない場合は、3月入試を探すか、他の道を考えます。
私大理系や、数学も併せて共通テストを受けていた場合は、私大の後期日程に間に合うこともあります。
私大文系モデルケースの我が家ですが、一般受験も、センター受験とほぼ同じラインナップで受験。
で、結局、第一志望には共テも一般も届かず、密かに準備していた、「捨てる予定の入学金」は手元に残りました・・・・・。
金銭面では親孝行。
実際には「もっと頑張れたでしょ!」となりました。
3月。国公立受験は、まだ続く
2月の末から、国公立の試験が始まります。
発表は3月6日位から。
ここで思うような結果が出なかった場合、試験は後期日程に食い込んでいきます。
諦めずにがんばって!
スラムダンク/井上雄彦/集英社
一般的に、前期日程の方が募集人数も多く、合格しやすいので、第一志望で前期試験を受ける人がほとんどです。
後期日程は、『前期がダメだったら、ランクを少し落として後期日程を受験しよう』という人が多く、厳しい戦いとなります。
(後期日程は設定してない大学もあります。)
前期試験は東大で、後期は北大とか東北って感じですかね・・・・。
ここまでくると、私には雲の上のお話です・・・・。
最後に
大学受験、大体流れはこんな感じです。
大学受験は子供のものですが、流れや受験方法、自分の心の安寧の為にも、親は知っておいた方がいいと思います。
私は今、北海道に住んでいますが、息子は東京方面の大学を希望していました。
子供の大学受験に同伴する親・・・、とか言われておりますが、私は息子の受験についていきました。
実家が本州という事もありますが、そうでなくても付いていったとは思います。
だって・・・・
子供の問題とは言え、試験日に寝坊して間に合わなかったとか、一生後悔する。
朝電車が止まっていたら????
迷宮のような地下鉄乗り継げるの??
とか。
全部子供が解決するべきなのは、分かっているけど、時代がそうはさせてないよね。
子供が就職活動する頃は、大人になっちゃって、どうせ進歩状況は報告されないだろうし、さすがにそれは、子供が自分で切り拓くこと。
そう思うと、これが最後かも。
次回は、受験とは切っても切れない、お金の話です。
読んでいただき、有難うございました。
※おまけあります。
おまけ
これも、本当にあったお話。
今は4月。
この記事を読んでくださっている方も、新しい環境となっていると思ます。
浪人を決めた方は頑張って!!
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このシリーズのリンクはこちら
大学受験で親がすべきこと、準備すること。 – 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
【大学受験】多岐にわたる受験方法をちょっと解説。 – 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
【大学受験】高校3年生~合格発表までの流れ① – 人生半分過ぎたらしいので、色々やってみるブログ
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