こんにちは、かたせうみです。
今日は、ちょっと笑えた中学受験のこぼれ話と、大学受験にかかるその他のお金について書きたいと思います。
大学受験の笑える話はあまりなくって、以下の話は全て中学受験のお話です。
中学受験、親もブランド品とか頑張っちゃうよね。
2枚目に出てくる女子達は、友人のお子さんとは無関係なんですが・・・。
どちらのご家庭も、似たり寄ったりですねぇ・・・・。
昔に比べて中学受験が一般的になりました。
都心部や少し治安の悪い学区だと、クラスの半数以上が中学校を受験するとか・・・。
友人も、受験の波に巻き込まれ、気づいたら受験してたらしい。
私の実家あたりだと(場所は内緒)、中学受験する子はまだまだクラスの10パーセント位だそうですが、通える範囲にいくつも学校があると、少しでもいい環境をと中学受験を決める親も多いようですね。
中学を受験させるという事は、ある程度余裕のある富裕層が集まってくる環境でもあるわけで、しかも、伝統あるお嬢様学校と来た日には、思わず親も周囲に合わせようと気張っちゃいますよね。
因みに、友人の話によると、入学先で聞いた「ごきげんよう。」は、校外からの訪問者に挨拶するときに、学校から使うよう指導されているそうで、お友達同士では使ってないそうです。
がっかり・・・・。
「ごきげんよう。」って、とってもいい言葉なのにね。
友人Bが学校見学に行った時の話。
ふと耳をすますと、後ろで母親の事を「お母さま」と呼びとめるお嬢さま。
格の違いを感じます・・。
お母さま・・・・。
実は、私の友人にも、両親のことを「お母さま」「お父様」と呼んでいる子がいるんですよ。
(対外的には「父が」とか言ってるけど。)
私はごく普通の一般家庭の出なので、本来なら知り合うことはなかったと思うんですが、その娘とは大学時代に、ひょんなことから知り合うことが出来ました。
普段は普通に話したり遊んだりしてるんですが、時折垣間見せるお嬢様っぷりがすごかった。
学生時代、犯罪者が逃亡して、数日近所を恐怖に陥れていたときのお話です。
そのお嬢様のお宅の敷地が広すぎて、もう、お庭なんて林というか山だったらしいので、「犯人潜伏の可能性あり」と、警察が山狩りに来たという事も・・・。
学内ではもちろん「ごきげんよう」が義務付けられていたらしいんですが、私たちと会うときも、普通に「ごきげんよう。」とか挨拶。
大学在学中からお見合いがあったり、お母さんに逆らうなんてありえない事らしいです。
お嬢様って、結構いるもんですね。
そういえば、実家の近所にも、『キャンディ・キャンディ』のアードレー家のような、森の中の洋館(バイオハザードみたいな洋館ともいう)がありました。
そこは別荘だったらしいので、夏休みのほんの一瞬しか人がいるのを見たことなかったんですが、後に、その家の一部が公園となり、お家の名前が付けられました。
・・・あこがれてたなぁ・・・。
ま、いるところにはいるもんです。
きっと、こういうお宅ではごく普通に「お母さま」とか言ってるんでしょうね。
ただ、漫画のお話だと、中学受験ですから、東京近郊に住んでいるとは考え辛いですね。
首都圏の良家の子女は、幼稚園や小学校からそれなりの所へ通う事の方が多いと思いますので、見学に来た子は、地方の元大名家とか、地方の旧家のおひいさまかもしれませんね。
中学進学に合わせて、母親と上京してくる話も、割と聞きます。
次の項目は、前回の続きで、大学受験時にかかる、その他のお金の話です。
前回の話はこちらです⤵
大学受験、かかるお金は受験料と学費だけじゃない。
前回、前々回と、大学受験の受験料や、授業料について記事にしましたが、これで最後。
交通費と宿泊費を予算に組み込んでおかねばなりません。
受験校が日帰りできるところばかりならあまり考えなくてもいいと思いますが、 大学は日本全国にあります。
あと、我が家の様に、「北海道に住んでいるけど、大学は東京に行きたい。」という場合。
交通費や宿泊費のことを忘れていると、かなり痛いです。
国立前期東大、後期東北なんていう場合も、日帰りは無理ですよね。
私立大学の入試日程は、2週間くらいの間に詰まっていることが多く、何日滞在するのかも考えておかなければなりません。
受験シーズンになると、ビジネスホテルの連泊プランや、受験応援プランも出てきますが、ぐずぐずしているとホテルを取るのも難しくなってしまうので、早めにチェックした方が良いです。
長期滞在ならウイークリーマンションという手もありますね。
いずれにしても、数万円はかかると思ってください。
受験サイトでも言われていますが、ホテルの空きがなければ、最悪受験することもできないかも。
それだけは避けたい・・。
寮や学生マンションは結構かかる
大学に合格したら、どこに住むか・・・。
都内でも、探せば安い物件はあります。
でも、始めは寮が安心ですよね。
最近は全部個室だし、オートロックで安心。
Wi-Fiは飛んでるし、自習室もあって、大浴場にトレーニングルーム。
大学が運営している安めの寮もあるみたいですが、一般的な学生寮は、はっきり言って高いです。
下手したら、家のローンより高いです。
一般的な学生寮は、チラシに載っている家賃のほかに、入居するときに入寮費が数十万。
年間管理費が数十万かかります。
他に、1年ごとに更新料がかかるところも多いです。
一見、食事付きで毎月7万位で済みそうですが、そうもいかないんです。
大学受験を決める前に、予備知識として知っておいていただきたい。
県人寮という手もある。
しかし、地方出身者の場合は、「県人寮」というのもあり、こちらは破格に安いです。
「県人寮」というのは、その都道府県の名士達の寄付等によって運営されている寮です。
北海道が運営している「北海寮」を例にとると、入寮費7万のほか、毎月食事や管理費込みで6万5千円だそうです。(これは安い)
■寮費: | 65,000円(月額) |
---|---|
(内訳) | 食費等: 30,000円(日曜日を除く朝夕2食) |
施設使用料:25,000円 | |
共益費: 10,000円 | |
■入寮金: | 70,000円 |
■預り金: | 30,000円(退寮時の寮室補修費に充当) |
但し、部屋数は多くなく、 都道府県出身者の育成と援助を目的として建てられているので、寮に入るためには試験を受けなければなりません。
規律も結構厳しいようですが、経済的にかなり楽になりますので、選択肢として押さえておくのもいいかもしれませんね。
最後に
大学受験関連記事、かなり長く続きましたが、これで最後です。
読んでくださった方、有難うございます。
受験はやっぱりお金がかかりますが、知っているのと知らないのとでは、気持ちが全然違います。
また、知っていれば、具体的な数字をもとに、お子さんと話し合うこともできるんではないかなと思います。
やみくもに「うちは私立は無理だから。」というのでは、話はなかなか進まないかもしれません。
経済に不安のないお宅は、大きなお世話ですね、ごめんなさい。
それでは今日はこの辺で。
ごきげんよう~!
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