今年ももう12月。
共通テストの申し込みは既に終了し、間もなく出願期間に入ろうとしています。
出願準備はお済みですか?
平成初期の出願方法は、書店購入や取り寄せで、ひとつひとつ手書きで出願していました。
しかし、今や主要大学の出願メインはWEB出願です。
もう、ネット環境のない人間は受験するなという勢いです。
出願時に必要になるものは、パソコンとプリンターです。
最近は、スマホ専用のサイトもできたけど、キーボートがあって画面の大きいPCは断然楽です。
今日はそんな事を記事にしました。
年明けの出願で慌てないために、今から準備しておきましょう。
あ、写真は勿論必要になりますので、準備しておきましょう。
データでアップロードする所も増えたので、出来ればデータもあった方がいいですね。
WEB出願の流れ
ここで、大学受験WEB出願の流れを簡単に説明します。
私大共通テスト利用の出願は、年明けすぐから始まりますね。
大学入試WEB出願の流れ
1、 大学HP、または大学が提携する外部サイト(UCAROなど)に自分の氏名等をエントリーする。
→ エントリー先は、各大学のHPより案内バナーが出ています。
まずは、氏名や住所をエントリーして、IDを取得しよう。
結果的に受験しなくても、エントリーだけでも可能です。
エントリーなしに、そのまま出願できる大学もあります。
まずは「出願する」をクリック!
2、 受付期間になったら、WEBから出願する。
→ 受験する学部や学科、受験方法や会場を間違えないように気をつけて!
3、 受験料を支払う。
→ クレジットカード決済なら、その場で支払いが終了して、ポイントもついて便利です。
支払いが終わらないと出願書類が出せないことがほとんどです。
コンビニ決済の場合は手間がかかりますので、特に理由がなければクレジットカード払いをおススメします。
4、 マイページやHP等から出願書類をダウンロードして、プリントアウトする。
→ 願書だけではなく、本人控えも発行されます。
事前にエントリーした情報がそのまま打ち出されるので、いちいち住所を手書きしなくいいのは便利ですね。
プリンターが無いお宅は、データをUSBなどに移動させ、コンビニ等でプリントアウトしましょう。
写真や、成績請求表の添付を忘れずに!
5、 郵送で出願書類を各大学に送る。
→ エントリーや支払いが済んでも、期日までにこれを済ませないと、受験できません。
6、 その後、大学から葉書やメールで受験番号が送られてきます。
メールの場合は、印刷して受験に持参します。
最近は合格発表や合格通知等もWebからとることが多いので注意しましょう。
WEB出願の流れは以上です。
文字で書くと独立した流れのようになっていますが、実際の作業はほとんどが流れ作業です。
出願ができるのは支払いが済んでからですので、コンビニ支払い等を利用すると流れがいったん切れますが、クレジットカード支払いならその場で決済が終了するので、そのままボタンやリンクの誘導で出願書類の印刷まで一気に終了できます。
WEB出願は便利ですが、ぱっとエントリーして、シュッと出願というわけにはいかず、意外と煩雑な作業が必要です。
更に、エントリーや出願が終われば、出願書類を印刷し、各大学へ送付しないと受付終了とはなりません。
PCだけでは完結しないのです。
出願作業は、スマホの画面では辛い
今、このブログをご覧になっているという事は、何らかのネット環境をお持ちという事だと思われます。
最近は、「スマホがあればパソコンは必要ないから処分した。」という話も周りで聞こえてくるのですが、大学の出願作業はパソコンがないと厳しいです。
各HPやサイトは、大抵スマホにも対応してはいるのですが、やはり画面が小さい。
また、スマホ版とPC版では1画面に表示される情報も違うので、スマホで出願を進めるとなるといくつも大学を受験する人にとっては、大変煩わしい作業となります。
中には、PCとタブレットで出願できても、スマートフォンからは出願できない大学もあるかもしれません。
そして、エントリーが済めば確認のメールが来て、支払いが済めば、完了のメールも来ます。
画面も大きく、キーボードが使えるPCと小さなスマホでは、作業効率が全く違います。
WEB出願といっても、最終的には紙を使う
出願や支払いがPCで完結できるWEB出願とはいっても、最終的に出願書類は、PCから 印刷をして、調査書等とともに紙で郵送となります。
事前に登録した情報が願書に自動的に打ち出されるので、昔のように何枚も住所や名前を手書きすることはありません。
間違えても修正ペンで直したり、願書を買いなおす必要もないので、これは便利ですね。
試験が近くなれば、大学によっては受験票もメールで着信。
自分で印刷して持参しなければなりません。
入学試験の入試要領も、HPからダウンロードです。
入試要領は特に印刷しなくてもいいのですが、大事な所は印刷しておいた方がいいでしょう。
印刷に関しては、コンビニ印刷も無理ではないかもしれませんが、かなりの枚数となり割高です。
また、急いで印刷してしまいたいとき、手元ですぐに印刷できるのと出来ないのとでは気持ちのゆとりも全く違いますので、自宅のプリンターは絶対に必要です。
特に絵をスキャンしたりというような事がなければ、プリンターは10,000円位からあります。
大学受験の出願は、失敗が許されません。
パソコンやプリンターは、入学後にも使うので、購入してもいいレベル
ここまで読んで、『PCやプリンターの必要性は分ったけど、大学受験の為だけに購入するのも‥』 と、感じたかもしれません。
しかし、結果的にPCやプリンターは、大学入学後にも頻繁に使用します。
調べ物だけだったら、スマホでもいいような気もしますが???
やっぱりパソコンは必要になります。
レポートの提出
大学では、取ってる講義や学部の差はあっても、レポートの提出があります。
自分の時代と違って、今の大学生はレポートレポートとなかなか忙しい。
今のレポートは、手書きではありません。
大抵の学生さんはword等の文章ソフトを使って作成し、印刷したものを提出します。
なので、画面も小さく、wordやExcelが使えないスマホでは用が足りません。
レポートの提出頻度が高くなると、コンビニ印刷は紙もお高い上質紙なので、割高で地味にお財布にダメージがきます。
レジュメもデータ配信
大学の講義で使用する資料のようなものを「レジュメ」と言います。
中学や高校のように、先生が印刷物を配布することもあれば、データで配布される事も多いようです。
データで配布される場合は、次の講義までに学生が自分で印刷するか、データの持ち込みで対応します。
レジュメは10数枚単位となり、毎回必要なこともあり、コンビニ印刷では金欠状態。
もし、モバイルPCやタブレットがあれば、それを持ちこんで開けば印刷の必要はありません。
大学には、学生用のWi-Fiが飛んでいることがほとんどです。
・・・、天国か!!
タブレットやPCのデータ持ち込みであれば、メモ機能を使う事も出来るため紙も必要ないとか・・。
また、大学では講義と講義の間に空き時間がある事も多く、空き時間で他の課題を進めることも出来ますね。
と、いう事で、私は今、上に書いたような理由でタブレットかレノボのようなモバイルPCを息子にねだられています・・。
息子は、自分用の結構いいゲーミングパソコンや大きめのスマホを持っているのですが、必要みたいです・・・。
プリンターは、こだわらなければ安いのでいいんですけどね。
という事で、進学後も見据えて買うならモバイルPCかタブレット?
もし、今回新たにPCやプリンターの必要性を感じたなら、大学入学後の事もあるし、やっぱり買うなら「マックブック」とか「iPad」「VAIO」とか「レノボ」あたりがおススメでしょうか??
個人的には、PCはやっぱりデスクトップが好きなんですけどね。
通学するなら、持ち運びの便利さや軽さは重要項目です。
そんな・・・、マックブックなんて・・・・
私が欲しいよ!!!!
そんなわけで、年明けすぐから大学受験のエントリーや出願受付が続々と始まります。色々な所で年末商戦が始まりますので、 PCやプリンターの必要性を感じた方は、年内に購入する事をおススメします。
読んでいただき、ありがとうございました。
全ての受験生に幸あれ!