先日、投資信託『ダイワグローバルリートオープン』を売った所、紆余曲折ありながらも、8年ほどで投資金額の2.5倍程になったのですが、それはNISA口座ではなかったので、利益が出れば税金が取られます。
う~・・、もう、面白くない!
概要はこちらの記事です⤵
私は分配金を再投資にしていたので、8年の間に口数も資産も結構増えていて、一体いくらとられるのかと戦々恐々としていたのですが、結局税金は、純粋に基準価額が上がった事による利益に対してだったので、思っていたほどは課税されませんでした。
が、やっぱり税金を取られるのは面白くない!!!
という事で、持っていても全く回復のビジョンが見えないどころか、私の心に暗い影を落とすゴミ株を、まとめて断捨離してやる事にしました。
断捨離・・・、別名、「損切り」ですな。
損益を通算させてやろうという算段です。
株や投資信託で出た利益と損失は、損益通算できる
「損切り」と言っても、今回売却を決めたのは、何も心に暗い影を落とすばかりが原因ではなく、先日の投資信託の売却で、税金をひかれたからです。
株の売却や譲渡などで利益が出ると、20.315%の税金がかかります。
源泉徴収あり口座の場合は、証券会社がやってくれるので、売却時に税金が引かれるんですね。
※NISA口座は非課税の口座となり、税金は引かれません。源泉徴収なし口座の場合は、翌年の期限内に確定申告をし、自分で税金を支払ったり、還付する請求をします。
但し、算定の期限内に損失が出た場合、利益と相殺する事ができるので、今回損失を被っている株を売却すれば、前回払った税金から「払いすぎ」という事で、いくらか還付がされるのです。
源泉徴収ありの口座にしておくと、こんな事も証券会社がやってくれるので楽ですね。
(源泉徴収あり口座の場合でも、繰越通算させる場合や、給与収入が高い人の場合等、確定申告が必要になるケースがあります。)
そんな訳で、我がポートフォリオを眺めていたのですが、意外と含み損になっているのはNISA口座に置いてある銘柄ばかり・・。
NISA口座は利益に税金がかからない分、損益通算もできないことになっているので、ここで売ったら丸損です。
なので、一般口座のものを選別し、断捨離しなければなりません。
そんな中で、もう買値に戻るビジョンが全く見えないのが「レオパレス21」と「ガンホー」。
その他にもいくつかマイナスのものはあるのですが、配当や優待があったりで、手放す気はありません。
それに、まだまだ利益が出る目はある銘柄です。
という事で、私の心にいつも暗い影を落とすレオパレスをまずは売却。
もうね、こうなったら成行売り。
という事で、レオパレス21の投資結果はこちら
という事で、「レオパレス21」の投資結果はこちらです。
たったの1単元ですが、今や1単元で助かったという結果に・・。
もうかれこれ5年以上になりますか・・・。
実は私、この株600円位で買っているんですよ。だから大損。
そもそも、グアムのホテルが無料になる優待券と、日本にあるレオパレスのホテルが半額になるという優待に惹かれて購入し、一時は無配だった配当金も、僅かながら復活した矢先に大事件が。
事件後は配当も優待も廃止され、全くもって魅力はなくなり、株価も一時100円台に・・。
もう、どうでもいいや・・、て感じですが、ここ数日の株価暴騰につられ、なんとか260円と言う値がつきました。
他の大きな会社がレオパレスを引き取ってくれたりバックアップしてくれる可能性もゼロじゃないけど、とにかくもう、身軽になりたい!
・・・、そんな感じで売却しましたが、7,000円位、既に支払った税金から戻ってきました。
売却の結果がこちら。
赤丸を見て下さい。
取得金額62,100円ですよ!
それが、譲渡金額26,000円とは・・、とほほ。
さらに手数料が引かれて、手元には24,900円。
・・・、コラッ!!!
で、(一部消してありますが)前回支払った税金から今回の損失が相殺されて、還付金額が7,334円です。
・・・、損切りは、こういう時にするものですね。
と言う訳で、ほんのちょっとだけど税金が戻ってきたのでよしとしましょう。
損失は3年間繰り越すことができるので、なにも今すぐ売らなくてもいいのですが、普段ほとんど売却しない私には、こういう時が絶好の損切り日なのです。
よぉ~し、あとは「ガンホー」を売って楽になるぞ!!
と思ったのですが、あの株色々あり過ぎて、1単元買ったはずなのに、今や単元株未満になっているので、指値もできないし、ネットでの売買もできないのです。
電話するのもめんどくさいなと思っていた所株価の暴落が来たので、しばらくまた塩漬けとなりそうです。
・・・、いや、もう、今年中に売る!
この模様は、いずれまた。
それでは。