iDeCoは現在マイナス運用!それでも美味しい所得控除

iDeCoは現在マイナス運用!それでも美味しい所得控除

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こんにちは。

今年も確定申告が終了し、ホッとしているかたせうみです。

2021年5月から、遅ればせながら始めたiDeCoですが、確定申告をしてみてビックリ。

何と、たった半年分の払い込みで、2万円も還付されるではないですか!!

しかも、住民税も安くなるというおまけつき。

夫の分と合わせると、来月には4万以上の臨時収入(正確には、戻ってくるというのが正解)の予定です。

皆さん、iDeCoを始めたものの、年末調整や確定申告を忘れていたりしませんか??

年末調整で忘れた人は、必ず確定申告をして下さい!

源泉徴収票と、運営会社から送られてきたiDeCoの証明があれば、確定申告は簡単にできます。

確定申告は、国税庁のHPから、簡単に作成する事ができます。

たまに、「面倒くさい」とか言う人いるんですけど、ドブにお金を捨てているようなもんですよ。

注意!

控除額や還付額は、本人の積立額や税率等で変わります。

誰もが同じという訳ではないのでご注意ください。

今回は、私と夫の例となります。

実は、iDeCoは現在マイナス運用中・・

と、冒頭に景気のいい事を書きましたが、実は、iDeCo本体の方は、マイナス運用中となっています。

始めたばっかりなのに、マイナス9,000円・・・。

(´・ω・`)ショボーン。

貯金箱の写真

iDeCoは、始める時に初期費用として2,829円の手数料がかかります。

それと、金融機関によって差がありますが、毎月200円~500円程度(私が使っている大和証券は、171円。ネット証券なら、この金額が一般的です)の口座管理手数料がかかりますので、通常は、マイナスからのスタートとなります。

始めてすぐにバブルでも起きればプラスという事もあるかもしれませんが、比較的少額を月々積み立てていくので、商品の価額があがったとしても、始めた当初は利益は薄く、どうしてもそんな感じになります。

で、運用を始めて数か月。

私が選択した、外国株式に投資する商品の基準価額はアメリカバブルだった事もあり、順調に上昇。

評価額はプラスに転換。

あとは、順調に積みあがって手数料分の利益が出たら、安定運用・・。

という矢先、これですよ。

株価の暴落・・。

アメリカの利上げショックに、ウクライナ情勢。

ダウもナスダックも右肩下がりのナイアガラで、あっという間に私のiDeCoはマイナス運用となってしまいました。

でも、どうせiDeCoは60歳まで積み上げなければ受け取れないし、解約もできない。

元本が割れる事について免疫のない方は生きた心地がしないかもしれませんが、こういう安い時にも、自動的に、淡々と買われていくのが積み立てです。

安い時に買い続けていれば、取得金額が下がり、今後、基準価額が上昇した時に、大きなリターンとなって返ってくるのです。

なので、ここ数字ヶ月の下落相場を見て、「iDeCoなんて始めなきゃよかった。」と嘆いている方は、まだまだこれからですから、時間を味方につけて、どっしり構えていたらいいのです。

但し、今後、価額が上昇する保証はありませんし、持っている商品の価額が、右肩下がりのままという可能性も、ちょっとだけあります。

言っても仕方のない事ですが、投資はいい時もあれば悪い時もあります。

iDeCoについては、リスクを考慮しながら、『絶対儲かる』なんて思わないで、長い目で見て行きましょう。

長期で投資していけば、増える可能性は高くなりますし、iDeCoは、節税効果の高い商品ですから。

それでも、マイナスをカバーする所得控除

ま、そんな訳で、私のiDeCoは現在マイナス運用中ですが、2021年分は、マイナスを補って余りあるリターンがありました。

iDeCoの掛け金は、全額所得控除となり、所得税と住民税が、軽減されます。

年末調整や確定申告をすれば、所得税から一部お金が戻って来るし、翌年の住民税も安くなります。

また、運用益や売却益も非課税です。

素晴らしい(但し、手数料がかかります。)。

2021年分は、半年位しか掛けていませんでしたが、私も夫も、2万円位づつ、所得税から還付されました。

因みに、掛け金は、私が10,000円で、夫が12,000円だったと思います。

私の分は他の申告もあるのでどんぶり勘定ですが、夫に関しては、iDeCoを申告しないパターンと申告したパターン2種類で試してみたので、大体2万円の還付であっていると思います。

これは、運用益のマイナスを補って、余りある節税効果だったという事になります。

例えば、これから10年同じ金額が還付されるとして(実際は半年分なので、翌年から還付される金額は多少増えると予想されるが)20,000円×10年=200,000円。

10年で200,000円の節税効果が望めます。

また、住民税も安くなるので、その分も忘れてはいけません。

(住民税は決定通知が来ないと書けませんので、具体的な数字は省略します)

問題は、実際に受け取る時に、積み立てた金額が、プラスになっているのかマイナスになっているのかですが、これは受け取る時の景気にも左右されるし、商品の内容にもよります。

なので、断言はできないのですが、私が今まで経験してきた感じだと、節税分以上のマイナスは、今のところは無いんじゃないかなと思っています。

根拠はありません。

体感です。

今日は、iDeCoをおススメする記事ではなく、単純に、iDeCoを始めたばかりで、どれくらいの金額が還付されたのかを、淡々と報告する記事です。

iDeCoは、積み立てられる金額に上限がある上、60歳から受け取るには、10年以上の加入期間が必要です。

また、比較的少額での積み立てとなる為、ある程度まとまった金額になるのには時間がかかります。

なので、『始めようかな?』と思っていたり、興味のある方は、早めに始めた方がいいと思います。

積み立てるのが苦しい時は、休止することも出来ます。

原本割れが心配な人は、元本保証がある積立定期も用意されています。

(但し、先にも書いたように、開始時と毎月の手数料がかかる為、今の金利では、運用は永遠にマイナスになります。・・、ので、おススメしませんが・・。)

今回、iDeCoを始めてみて、節税効果の高さに感動したので、今日の記事となりました。

投資は元本割れの危険がありますが、iDeCoはそれをカバーする節税効果があると思うので、始めてみてはいかがですか?

手数料や取扱商品は、金融機関によって様々なので、まずは、色々資料をとりよせてみてください。

私が使っているのは大和証券ですが、auユーザーなら、auカブコム証券なら、ポンタポイントがつくものがあります。

楽天を愛用しているなら、楽天銀行と繋げると、利息の上乗せがあったりしますし、松井証券などは、通常の投資信託でも人気の商品が購入できます。

参考にして下さい。

それではまた。