腎生検前日!入院手続きと検査、入院計画など【腎臓病日記6】

腎生検前日!入院手続きと検査、入院計画など【腎臓病日記6】

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娘の腎臓の数値が思わしくなく、かかりつけ医に無理やり紹介状を書かせ、大学病院で精密検査を行ったところ、「IgA腎症疑い」となり、腎生検を勧められ、遂に入院当日となりました。

今日は、その流れなど。

前回記事はこちら↓

入院当日。受付を済ませて、また検査

さて、予約時間のちょっと前に、病院到着。

入院手続きは専門の受付で行うのだけど、ここもやっぱり、いつも混んでる。

大抵は付き添いの人と来てるけど、一人でキャリーバッグを引きながらやってくる人もいる。

窓口に呼ばれ、まずは、事前に渡された同意書や、健康調査票等の内容確認と、記載漏れの確認。

部屋割りの説明をされ、レンタル品の希望があるか等の確認と、レンタル手続き窓口の場所説明などを行い、入院病棟入室の前に受けろと、検査の紙と順路が書かれた院内の地図を渡された。

今日の検査は、前回持ち越した血液検査。

それから、いつも通りの尿検査。

それに、超音波検査とX線と心電図が加わる。

結構な数の検査だ。

でも、まぁ娘は一人で行ってくれるので、こちらは待機だけだから楽なものだ。

前回、母の脳腫瘍で付き添った時は、母の意識も身体状況もまともではなかったから介助が必要で、付き添いがものすごく大変だったのだ・・。

なんて言うことを思い出しながら、結局10時に手続きをして、病棟に入れたのは13時を過ぎていた。

検査終了し、やっとナースセンターへ・・

やっと指示された検査が終了し、「終わったらここに来てください。」と言われている病棟のナースステーションへ到着。

若干ヘトヘトになりながら名前を告げると、ベッドに案内される前に、ロビーにてアナムネなどと呼ばれる、看護師の問診が始まった。

・・、が、来てくれた看護師さんは、もう絶対に新米ナース。

まるで、漫画「チェンソーマン」に出てくるコベニだ。

なんか・・、こんな感じ??

コベニの後ろには、ピッタリとベテランナースが控えていて、一部始終を監視している。

新米らしく、めっちゃくちゃビクビクとした彼女の様子に、私と娘は、心の中で「頑張れ」を言わずにはいられなかった。

でも、入院初日は色々な人が入れ替わり立ち替わりやってきて、結構忙しい。

部屋に入れば、これからの流れや説明をしに、また別のナースがやって来る。

また別のナースがやって来ては、検温やら血圧の測定方法やらの説明をする。

そしてその後、担当医のA先生とはまた別の、少し若めで爽やかな医師がやってきて、検体提供の同意書について説明し、最近の状態などの確認を行った。

外来で担当してくれたA医師が多分主治医なんだろうけど、このO医師も担当医のようだ。

HPを見たところ、腎臓内科の医師は数人在籍している。

そう言えば、腎生検には、A先生の他に、もうひとり入ると言ってた。

この先生が施術してくれるのだろうか?

大きな病院てよく分からないな。

でも、娘によると、どちらの医師も、ほぼ毎日様子を見にきてくれたらしい。

で、後から調べたら、O医師は、「病棟医」という事であった。

そしてその後、研修医と名乗るとても若い医師がやってきて、看護師やO医師が聞いたこととほぼ同じことを聞いて帰った。

やっぱりビクビクしていたので思わず母親のような気持ちになってしまったが、若人にはこれからキャリアを積んで頑張って欲しい。

その後、14時を過ぎたあたりで、娘に昼食が到着。

タンパク質控えめで、減塩の腎臓病食のようだが、まぁまぁ美味しそう。

もちろん、私には何もない・・、ので、階下のコンビニでおにぎりを買って、モソモソと食す。

なんか、悲しい・・。

余談ではあるが、今回の検査入院中の差し入れは不可。

飲み物なども、お茶か水以外はNGだった。

残念だけど、明日持ってきてあげようと思っていたシャインマスカットは、必然的に全て私のお腹に収まることとなろう。

許せ、娘。

そしてその日は、入院初体験の娘によると、入れ替わり立ち替わり、何かにつけて看護師さんの巡回などがあり、落ち着かない1日となったとのこと。

夕方、担当のA医師がやって来て、「明日よろしくね」と言葉をかけてくれた。

腎生検、5泊6日の入院計画

そんな訳で、初日に確認できた、腎生検5泊6日の計画表は、こんな感じ↓です。

  1. STEP

    1日目、行動制限等はなし。入浴も可

    看護師による、内服薬等の確認(うちは無し)。

    身長、体重、血圧、脈拍、体温等の測定。

    入院中の生活と検査に関する説明など。

    ※行動制限はなく、入浴もOK(というか、明日からしばらく入れないので、入浴を勧められる)。

    入院中は、摂取した水分と排尿量を記載。

    生検後は歩けないので、排泄時に看護師を呼ぶか導尿するか聞かれる。

    導尿を選ぶ人が多いらしく、娘も導尿を希望した。

    ☆入院食以外の食べ物は禁止。水分も、お茶とお水以外は禁止となっている。

  2. STEP

    2日目 腎生検当日、検査前

    いよいよ腎生検当日。

    検査に影響のない、必要最低限の服薬をし(うちは無し)、点滴が行われる。

    検査が終わるまで食事はできないので、朝食は抜きです。

    シャワーも、検査後に医師の許可があるまで不可。

    因みに、入浴は検査10日後からとなりますので、入院中はもう、バスタブへは入れません(涙)

    〜腎生検・・・・・〜

    入院中の日記などは後日・・
  3. STEP

    2日目 腎生検後

    検査後3時間は仰向けのみで安静。

    以降は横向きもOKだが、初めて横向きになる時は、看護師が補助。

    24時間はベッド上での安静となるため、歩いたり外に出たりはできず、排泄も全てベッド上で行います。

    なので、導尿を選ぶ人が多いんですね。

    大の場合は、看護師さんを呼ぶ・・、らしい・・。

    食事は検査3時間後から、寝たまま横向きで食べる(なんて器用なことを・・)。

    食事量が満たせて排尿があれば、点滴も抜けます。

    シャワー、入浴NG。

    ちなみに、傷の大きさは、こんな感じです。

    大きめの絆創膏でおさまるくらいの大きさだ。
  4. STEP

    3日目。蓄尿が始まり、歩行ができるように

    腎生検翌日。

    医師が創部の消毒をし、異常がなければ軽く歩行訓練を行う。

    問題なければ、トイレと洗面所までの行動が一人でできるようになります。

    この時点で、蓄尿が始まり、排尿があればコップに取って、都度名前の書いてある袋みたいなものにオシッコを入れていきます。

    少しづつ、ベッド上でも座ることができ、エコー等の各種検査が行われます。

  5. STEP

    4日目。だんだんと自由に・・、院内生活を一瞬謳歌(?)

    医師が創部の観察を行い、採尿、採血等の検査。

    蓄尿もしているのに、採尿もあるとは・・。

    医師の診察後は、病棟内なら自由に歩き回れるようになり、医師の診察後に、やっとシャワーを浴びることができるようになります。

  6. STEP

    5日目。ほぼ行動制限がなくなるけれど、無理は禁物

    看護師が創部の観察を行う。

    この時点で、ほぼ行動制限がなくなります。

    院内を自由に歩けるようになるので、院内にあれば、本屋とかにも行けるようになります。

    しかし、入院食以外は、退院まで水かお茶以外食べたり飲んだりできないので、カフェやコンビニなどは目の毒w。

    お菓子食べたい・・・。

    しかし、行動制限がなくなったと言っても、退院後1ヶ月は腰を捻るような動作や、重いものを持ったりすることは避けなければなりません。

    そして、退院後1ヶ月は禁欲生活となるそうだ。

    これは、退院してから思ったんだけど、日常動作は、入院時と比べて思いの外NG行動となるものが多いです。

    重いものを持ったりしなければ、お仕事やアルバイト、軽いジョギングは大丈夫ですが、水泳とかテニスとかはやめといてね、と、O医師から注意を受ける。

    退院の時間とかについては、看護師さんがちょくちょく来るので、その時に聞く感じ。

  7. STEP

    6日目。退院日

    退院日。

    朝食を済ませて準備ができたら、会計関係を担当している看護師さんが来て、退院後の生活などについて簡単に説明してくれる。

    病院によると思うけど、退院日の会計はできなくて、後日連絡となった。

    事務も色々大変なんだね。

こんな感じで、入院1日目終了。

明日はいよいよ腎生検なんだけど、付き添いや待機は必要ないとのことで、来るなら面会可能時間に来るよう、医師から指示が出る。

母の脳腫瘍の時には、朝早くに呼ばれて院内待機だったが、腎生検は、そう言ったものではないらしい。

この病院は、待機の指示とか呼ばれたとかでなければ、面会時間以外の付き添いは親族でも不可だから、明日も午後からか・・。

処置室まで付き添いたかったがそれもできないとは、言い換えればかなり安全な検査という事だろうが、ブログネタとしては、付き添いたかったな・・。

と、本音が出たところで、続く。

それではまた。

前回の記事はこちら↓