【ふるさと納税注意点】 確かにお得!でも、知らないと損をするかも?!

【ふるさと納税注意点】 確かにお得!でも、知らないと損をするかも?!

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12月のふるさと納税は、確定申告までに間がないので、案外ラッキーですよ?!

こんにちは、かたせうみです。

今日はふるさと納税の注意点等ですが、12月にこの記事を読んでいる方は、ある意味ラッキーです!

だって、来年の確定申告まですぐですから、申告忘れのリスクが最小限で済むんです。

今日は、ふるさと納税の注意点を読んでいただき、ご理解の上速攻で申し込みましょう!

ふるさと納税は、本当にお得な制度です。

ここが重要!ふるさと納税注意点!

急に思い立ってふるさと納税に盛り上がっている私ですが、舐めるようににやにやと返礼品を見つめ、どうすればお得なのかと調べ記事にしたわけですが、これは注意点も記事にしないといかんなと思い、いくつか書きだす事にしました。

1、専業主婦や、扶養内で就労している人は、ふるさと納税しても損をする。

「ふるさと納税」は、地方自治体に寄付をして、金額を申告すると翌年支払う分の住民税が「減税」となったり、既に支払った所得税が一部「還付」される制度です。

それに加えて、各地の特産品がおまけの様に貰える制度です。

なので、そもそも税金を納めていない方は、税金の控除も還付も無いのです。

専業主婦は注意! 

善意で寄付をする分には何も問題ありませんが、昨今話題になっている『実質2000円で返礼品を手に入れる』というのには当てはまらないのでご用心下さい。

この制度を利用する場合は、納税者の名義で手続きしましょう。

2、クレジットカード決済の場合も、税金の控除を受ける方の名義のカードで。

ふるさと納税、支払いは振り込みや納付書、書留諸々ありますが、早くて簡単でポイントもつくクレジットカード決済は断然オススメ!!

と、皆さんも思っている事でしょう。

但し、1の理由から、使うクレジットカードの名義も手続きする納税者本人の名義でないと無効になります。

専業主婦の奥さまが、夫の名義で申し込んで自分のカードで決済すると、無効になるのでご注意ください。

但し、税務署がそこまで見て気づくのかは定かではありません。

間違えたら回収覚悟で申告するのも

正しい申告と明確な手続きを心がけましょう。

確定申告に来た人のイラスト

3、自己負担以外全額キャッシュバック!・・・ではない

ふるさと納税は、キャッシュバックではありません。

確定申告さえすれば、自己負担額の2000円以外は還付される!

というのは誤解です。

正しくは以下の様になります。

確定申告をする場合

ふるさと納税分を確定申告する場合は、寄附を行った翌年に確定申告をします。

手数料は2,000円です。

これは戻ってきません。

✔ 寄付の額は、所得税と住民税に振り分けられます。

✔ 所得税分は確定申告後、1カ月位で還付金としてキャッシュで振り込まれて戻ってきます。

(但し、期待した金額程は戻ってこない。)

✔ 所得税分以外は「住民税」にふり分けられます。

住民税に振り分けられた分ば控除の扱いとなり、住民税本来の納税額から、控除額が差し引かれた額での請求が来ます。

(寄付した金額位は住民税からひかれますので、次年の手取りが多くなります)

「ワンストップ特例」の場合

「ワンストップ特例」は、確定申告をしなくても、住民税の控除を受けられる制度です。

寄附をした自治体が5団体以下の場合に利用する事ができます。

多くの自治体に寄附をした場合などは利用できません。

✔ 申請書が届いたら、寄付した自治体に申請書を提出。

✔ ワンストップの場合は、全て住民税に振り分けられます。

✔ 確定申告は必要ありませんが、数か所に寄付する場合、寄付毎に各自治体に申請書を提出しなければなりません。

✔ 申請が受付けされると、住民税を納めている自治体(住んでいる所)に連絡がいき、ふるさと納税を行った翌年の6月の住民税から、控除額が引かれた税額が適用になります。

 所得税の還付は無いので、現金でのキャッシュバック的なものはありません。

また、手数料が2,000円というのは変わりません。

例えば、6万円のふるさと納税を実行したとすると、自己負担の2000円を引いた58000円が税金の控除になります。

サラリーマンなら、住民税は毎月給与天引きですから、この58000円を12で割った金額が、12か月間減税されます。

となると、毎月の住民税から4833円位安くなった金額が給与から天引きされるという訳です。

毎月3万位住民税を払っていたら、天引き額が25000円位になるって事ですね。

始めにまとまった金額を寄付する為、12で割られてピンとこない数字ですが、年間で計算すると大きいですよ!

申請書を出し忘れたら、確定申告しよう!

ワンストップ申請書を自治体に出し忘れた場合は、確定申告すれば大丈夫です。

4、上限額に注意!

『ふるさと納税』自体はいくらでも寄付できますが、家族構成や収入によって控除される金額には上限があります。

寄付ですから、いくらしてもいいのですが、よほどご奇特な方以外、多くの狙いは「実質2000円で、より上質な返礼品を手に入れる」事でしょう。

実質2000円で返礼品を手に入れるためには、上限額以内での寄付をしないと丸損になります。

例えば、上限額が20、000円なのに、50、000円の寄付をした場合、上限を超えた30、000円プラス自己負担分2、000円の、32,000円が自己負担となります。

返礼品は、大抵寄付額の30~50%程度なので、これは大変高いお買物となってしまいますね。

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5、ふるさと納税のサイトは、時間ドロボー・・・?

楽天やYahoo、その他専用サイトの【ふるなび】や【さとふる】。

サイトを訪問すると、魅力的な返礼品でいっぱい。

私が今回、自分用に物を見ただけでも、4時間以上かかりました。

ブログ用に情報収集した時間も含めると丸1日以上・・・!

また、扱っている品物も、サイトによっては違う事も!!

全部見ていたらきりがない。

この時間で、ブログの記事を2つは書けた・・・。

ショック・・・・・。

楽しかったからいいんですけど・・・・。

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6、寄附金受領証明書、紛失注意

ふるさと納税をすると、各自治体から『寄付受領証明書』という、領収書みたいなものが自宅に届きます。

確定申告には、寄付をした証明としてこの受領書が必要です。

これが無いと、還付も減額も受けられません。

注意です。

万が一失くした場合は、寄付した自治体に問い合わせれば再発行をしてもらえるようですが、時間がかかる事が多いので、極力そんな事態は避けたい所ですね。

7、ふるさと納税の確定申告忘れがち!確定申告忘れずに

せっかく行ったふるさと納税、確定申告を忘れる人が多いみたいです。

還付申告は、前年分に払いすぎた税金を返してもらう手続き。

通常は翌年の1月~3月位に行います。

一方、ふるさと納税は通年でできます。

2月や3月に行ったものの申告を、翌年の1月にするとなると、1年位は空いちゃいますよね。

で、受領書をなくしちゃったり、申告を忘れちゃったり、寄付した事自体忘れちゃったりで、正しい手続きを踏んで還付や減税される人は、毎年3割程度だとか・・・。

少なすぎでしょ!!

私は、毎年確定申告でお金が戻るのを楽しみにしているので、ちょっと信じられないのですが、それが現実みたいです。

みなさん、お金に綺麗すぎない??

目標を達成できなかった人のイラスト(男性)

因みに、毎年CM等でやっている期限付きの確定申告は、事業主さん等が行う青色申告です。

還付申告はいつでもできるので、私は1月初旬にPCで作ったものを税務署に持って行っています。

早ければ、早くお金が戻りますからね(*^_^*)。

2月に入ると、特設会場が出来て税務署の人員も増えますが、申告する人数も爆発的に増えるため、待ち時間が長くなります。

既にできている物を持って行くだけなら、提出のみで済みますが、質問がある場合は順番待ちになるので、早い時期がオススメです。

(最近は、Webからできるオンライン申請がおススメ)

また、この時期の相談や手続きは、税務署では出来ない事が多く、その場合特設会場まで行かなければいけません。

税務署が空く3月過ぎでもいいですが、それだけ還付や減額処理が遅くなりますから、早い方がいいでしょう。

もし、忘れていた事が発覚しても、還付は5年さかのぼる事が出来るので、諦めずにトライしてください。

という事で、12月のふるさと納税は確定申告まで間もないので、案外ラッキーだったかも

以上が今回の記事ですが、文字通り、12月は確定申告まで間があかないので、ある意味ラッキーです。

中には早期に品切れになるものもあるので、12月がいいとも限らないんですが、年明け前に気付けただけラッキーだったかなと思ってます。

ふるさと納税は、各地の名産品を楽しめたり、その土地縁の工場で製造される電化製品等も魅力ですが、意外な所で、アニメや漫画の聖地グッズが手に入る場合があります。

大手のポータルサイトでは扱わないことが多いですが、大好きなあの作品の聖地がある、市役所や役場のHPや観光協会のページでは、そんな商品の紹介やキャンペーンがある事もあります。

貴重で嬉しい聖地もの、もしかしたらあるかもしれないので、探してみるのも面白いですね。

それではまた。