投資と言われても、何から始めればいいのか??
証券会社は敷居が高いし何だか怖い、銀行へ行けばいいのか、郵便局なのか?初めてだとどうしていいのか分かりませんよね。
新聞や電車のつり広告には、外国債のおススメがあったりして、利率8パーセントとか書いてある。
それって本当???
という事で、主婦投資10年選手の私が、実際試したり、調べてやめたりしたものなどを、簡単な説明と共に記事にしています。
投資が初めてなら、参考になると思いますので、これから始めようという人は読んでみてくださいね。
優待や配当、長期で持つなら株がおススメ
私が今、一番結果が出ていて、楽しいなと思っているのは「日本株」です。
世の中には星の数ほど株がありますが、値動きがはげしく、あっという間に10倍になってしまった銘柄や、あっという間にタダ同然になってしまったものなどそれぞれ。
私が今保有しているのは、ほとんどが東証1部に上場している大手企業の株です。
値動きが緩やかとかではなく、『自分が好きな会社』とか、『興味がある会社』から投資を始めたので、どうしても有名な会社が多くなるんですよね。
大型株も、もちろん値動きはします。
短期勝負するつもりで成長分野の株を持ち、一発を狙うというのも醍醐味でしょうが、主婦株は違います。
自分が持っている資金で、つつましく、買えるだけの分を買います。
買った時には、売る時の事は考えていません。
まぁ大体、娘がお嫁に行くときや自分がこの世を去る時に、買った金額より上がってればいいなという気持ちで買っています。
しかも、多くの株には、株主への優待制度があったり、毎年配当がついたりします。
配当は会社の業績によるので、配当が出ない会社もありますけどね。
同じく優待のない会社もありますが、私は優待と配当を目当てに買っているので、株を選ぶときには一番ここを重視します。
優待の多くは自社製品〇〇円分というのが多いですが、お米券やクオカード、割引券なんかの所もあり、なかなかどうしてバカにできないものなんですよ。
参考:個人投資家を大事にすることで有名な「カゴメ株式会社」の場合
2019年7月13日(金)
現在株価 1株 : 2,487円
単元株数 : 100株
最低投資金額 : 248,700円(手数料別)
配当金 : 1株につき35円(予想・100株だと3,500円ですね。)
優待品 : 100株以上1000株未満=年1回カゴメ製品2,000円分(2019年より変更。半年以上保有が条件)
利回り : 1.4%(優待品を入れると2.21%)
含み損を抱えている株も持っていますが、普通預金の金利が0.001%だと考えると、配当だけでも1400倍と、その差は歴然としていますね。
加えて、100株持っている株が10円でも上がれば1,000円の含み益となりますし、100円上がれば10,000円の含み益です。
今は、株主優待だけで1冊の本になっていたりしますから、カタログ感覚で情報を仕入れるのも面白いですよ。
株はどこで買う??
株は、証券会社で購入します。
口座は証券会社に作ります。
普通預金とは違い、利息は付かないのですが、通常MRFという商品に自動的に投資・運用され、金利のようなものがついたりします。
入金したお金が預金ではなく投資になるのが心配かもしれませんが、MRFは国債などに投資されるため安全性が高く、元本割れの心配も少なく、普通預金と同じように出し入れができますし、金利は銀行預金より高くなってます。
(しかし、安全が故、今やMRFのこの金利もないも同じです。)
また、証券会社によっては、MRFではなく、自社のネット銀行に資金が自動的に移されるところもあります。
今やネットで口座を作るのが主流ですが、みずほや大和など、大手の証券会社は対人窓口も持っていますから、「口座を作りたい。」と窓口へ出向いてみるのもいいでしょう。
現在は、証券口座を作るのにマイナンバーが必要になるので、マイナンバーが分かるものなどを持っていきましょう。
ただ、今はインターネットで簡単に口座が作れるし、売買もネットで簡単にできますから、よっぽど不安でなければネットで口座を開設することをおススメします。
大手の証券会社も、ネット証券には対応しています。
まずは、証券会社の公式ページにアクセスしてみましょう。
窓口だと丁寧に説明してもらえますが、証券側のノルマもあるので、予定外の商品を勧められることも多く、気付いたら希望の商品ではなく勧められた商品を買っていたという事もあるからです。
初めての株は、ネット証券で小額から始める方がいいと思いますよ。
必ず儲かるわけじゃないことを念頭に
この手の記事には必ずと言っていいほど「元本が割れることもあるので、投資は自己責任で」という文字を見かけます。
私も、同じことを書きます。
投資は、予算を守ればドラマのように怖いものではありませんが、100%の利益が約束されているものでもありません。
私も、大損をした金融商品を持っていましたし、0になったものもあります。
調子よく運用できていても、突然リーマンショックが起こったり、3・11の地震のようなことが起これば、株や通貨はたちまち下落します。
その時に、慌てて売るのか景気が持ち直すまで我慢するのかは人それぞれですが、運用成績がいい時でも、投資にはそういった危険があることを忘れずにいたいものです。
私は無借金なので我慢する派ですが、意外とこれが功を奏して、全体でみればプラスになっています。
「投資信託は初心者向け、投資のプロが運用するから安心」は本当か
投資信託は、投資のプロが運用するから初心者でも安心と、よく言われています。
私も初めは投資信託から始めました。
投資信託とは、投資家から集めた資金を、私たちの代わりにプロが運用し、利益を分配したり、金融商品自体の売買で利益を得る商品です。
無期限で持てる者もありますが、投資する期間が決まっているものもあります。
(投資する期間の満了日を「償還日」といいます。)
投資先は、株だったり外国の債権だったり不動産だったりと色々ですが、詳しい内容は、「目論見書(もくろみしょ)」と言われる、ファンドの説明書のようなものに記載されています。
実際の運用や、組み入れている銘柄などは、「運用報告書」というものに書いてあります。
運用をプロに任せる所から、投資の第一歩として初心者向けとして勧められますが、投資信託も色々な種類があり、扱っている商品も金融機関ごとに違います。
一つの会社に投資する株に比べて、投資信託の投資先は複数となり、実態もはっきりしなかったり、手数料が高かったりと、株よりも投資信託の方がリスクが高く、納得いかないことが多いのではないかなと思っています。
結局私は、償還が来たもの1つを売り、成績のいい無期限の投資信託2つを残して、あとは全て処分して株へ回してしまいました。
投資信託は、いかにも儲かりそうな派手な広告だったり、景気のよさそうなカラーの目論見書が多かったりして、景気がとてもよさそうに見えます。
損をする可能性があるなんて想像もつきません。
運用成績のいいものもあるにはあるんですが、その派手めな宣伝に、初心者だからこそ騙されやすく損をしやすい商品だと私は思っています。
実際、私も投資信託は10本くらい買ってみましたが、意外と儲からないなぁっていうか、結構損をしたという感想です。
毎月分配型に注意
投資信託は、証券会社・銀行やゆうちょ、信用金庫等の金融機関で買うことが出来ます。
いつも行っている銀行の窓口で買えるのは心強いですね。
でも、ほとんどの投資信託は、証券会社より銀行の方が高い手数料を取ります。
それを知らずに、比べる事もなく窓口で勧められるままに投資信託を購入すると痛い目に遭いますのでご注意ください。
それと、最近は毎月お小遣いや利息のように「分配金」というものが貰える投資信託が流行っています。
分配金というのは、投資信託の運用益を、文字通り投資者に分配するシステムで、これを受け取るか、または同じ投資信託に再投資するのか、購入時に選ぶことが出来ます。
流行りの「毎月分配型」は、分配金が毎月出る事が約束されています。
しかし、運用益で分配される分には良いのですが、利益が出ない場合は、元本から崩されて分配金が出されます。
分配金で喜んでいたのもつかの間、いつの間にか元本が減っているという事もありますので、ご注意ください。
NISAとは?今日の記事まとめ
NISAという言葉を、CMなどで耳にするようになりました。
NISAは、金融商品ではなく、口座の種類の名前です。
毎年120万円までは、その運用益が非課税になる専用口座の事で、銀行や証券会社などで作る、普通口座とは別に作る必要があります。
詳しくは、私が書いた別のブログの記事を読んでいただければと思いますが、初めて口座を作るなら、普通口座の他にNISA口座は必ず作っておきましょう。
詳しくはこの記事で⤵
今日は、株と投資信託の簡単な説明と、独断で感想を書きましたが、次回は外貨預金や外貨MMF、FXについて簡単に書きたいと思います。
読んでいただき有難うございました。