【主婦投資おススメ】株やFXを、私が実際に試してみた感想②外貨ってどうなの?

【主婦投資おススメ】株やFXを、私が実際に試してみた感想②外貨ってどうなの?

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こんにちは。

前回の記事で、株や投資信託のやり方や成績などを簡単に記事にしましたが、今日はMMFや外貨関係について記事にしています。

前回の記事はこちら。

私は一介の主婦ですし、昼は地味に働いていますが、意外と色々とやって色々と失敗したりもしています。

今回の記事は、私の体験談と個人的な感想なので、違う意見の方もいらっしゃるとは思いますが、『そんな感じの人もいるんだね。』と、お読みください。

外貨預金は、意外と手数料が高く、儲からない?

預貯金以外の投資で、初めに思いつくのが「外貨預金」ではないでしょうか??

外貨預金は、各金融機関や証券会社等で各種取り扱っています。

米ドルや豪ドル、ニュージーランドドルなどはほとんどの機関で扱いがありますが、ブラジルレアルや人民元等の新興国通貨は、扱っていない金融機関もありますので、気になる通貨は調べてみましょう。

いくら預けていても、一向に利息が付かないゼロ金利時代。

利率のいい外貨に乗り換え、ついでに為替差益も狙ってしまおう・・。

今や、外貨預金は数百円からできる時代、これなら私も・・・。

って、騙されてはいけません。

ちょっと調べれば分かりますが、外貨預金は手数料がとても高いです。

預けるのにもおろすのにも手数料がかかります。

しかも、結構高い。

手数料に関しては、各金融機関でさまざまですが、証券会社で買える外貨MMF(外貨預金のような金融商品)やFXに比べ『儲からないなぁ』という感じで、私はやめました。

※ 最近は、ネットバンク等で、「預金口座から外貨預金へのスライドは手数料無料」と謳っているいる所もありますが、払い戻し時には手数料がかかる事がほとんどなので、外貨預金を決める前にしっかりと確認しましょう。

外貨預金なら、外貨MMFかFXをおススメ

「外貨預金の手数料は高い」とは言っても、日本のゼロ金利に比べたらとっても外貨は魅力的。

別に、外貨預金ではなくても、外貨建ての何かはあります。

外貨建ての保険もありますが、これは満期日にどうなっているのか分からないので、私はやめました。

仮に、1ドル120円で始めた保険が、満期日に1ドル80円になっちゃってたら・・、なんて、考えるだけでも恐ろしいです。

外貨で何か始めるのなら、円高の日で買って、円安の日に売るが基本です。

(売り建てというのもありますが、これはちょっと上級者向けなので割愛します。)

それを考えると、証券会社の外貨MMFやFXは、手数料も安くおススメです。

特に、外貨MMFはおススメです。

外貨MMFはどこで買う?どんなもの?

外貨MMFを始める場合は、証券会社に口座を作ります。

外貨MMFは、外貨建てで国債などの債権に投資し、利益を図る投資方法です。

私達はMMFを買うだけで、実際に運用するのは、管理する会社です。

運用先が国債等のため、安全性が高く、元本割れの心配がとても少なく、かつ利率も普通預金より高く、為替差益も狙えるため、しばらく置いておく資金を投資するのに向いています。

手数料は買い付けも売りつけも無料ですが、実はレートに少し上乗せされています。

外貨の特徴は、利息よりも差益で儲けることを目的としていると思いますので、あまり円安の時に買うと、いざ売る時に利益が少なかったり、投資金額よりも減ったりすることもあるので注意しましょう。

例 : 1ドル100円の時に、5000ドルを外貨MMFにした場合・・。
(投資金額50万)

★ 1ドル80円の時に売りつけ → 5000×80=400,000円となり、100,000円の損

★ 1ドル120円の時に売りつけ → 5000×120=600,000円となり、100,000円の利益となる。

(利息は含まない)

FXってなに?

FXの名称は、「為替証拠金取引」と言います。

外貨MMFは、日本円を外貨に両替し、証券会社が国債等に投資し運用します。

私たちは、その運用益や為替の差益で利益を得ます。

FXの場合は、純粋に為替の差益で利益を得ます。

また、取引する2国間の金利差から生じる「スワップポイント」と呼ばれる利息のようなものを毎日受け取ることもできます。

スワップポイントは、2国間の金利の差額なので、トルコやアフリカランドなどの新興国は高く、米ドルなどはあまり高くありません。

ただ、新興国の場合は政治や世界情勢によって通貨の振り幅が大きく、全く油断できません。

私も実は大変な目に遭いました。

そこそこ金利も高くて安定しているイメージのオーストラリアドルは、日本にとても人気ですね。

FXと外貨預金、MMFとはどう違う??

FXと外貨預金、外貨MMFは似ているようで違う、違う様で似ています。

外貨預金は、自己資金を外貨で預け、金利や為替差益をねらう投資です。

外貨MMFも似ていますが、これは、預金ではなく投資信託ですから、資金は証券会社によって運用されます。

どちらも為替の変動で投資金額が減ることがありますが、基本自己資金なので、投資した通貨の国がデフォルトにでもならなければ、ゼロになる事はありません。

FXも、利益を得る構造としては似ていますが、こちらは始めに「証拠金」というお金を口座に入れます。

そして、基本円を売って外貨を買います(買建)。

(売り建てというやり方もありますが、今回は割愛。)

外貨は、米ドルでもいいし、トルコリラでもいいですが、この取引をする通貨同士を通貨ペアと言い、日本円だけではなく、ドルとユーロなどの通貨ペアもできます。・・が、今日は日本円以外は説明を省きます。

FXはこの時に、レバレッジをかけて、自己資金の数倍の取引をすることが出来ます。

レバレッジとは、テコの原理と訳されます。

「証拠金」を担保に、FXの会社からお金を借りるようなイメージですね。

ただ、借金とは少し違います。

気になる方は、読み進めてください。

FXは、他の外貨投資に比べ手数料が格段に安く、証拠金の何倍もの取引が出来るため人気があり、大きなリターンが狙えます。

但し、レバレッジをかけて大きな取引をする場合、通貨が下がれば大きくマイナスとなり、証拠金が足らなくなれば、期限までに追加の資金を入れないと、強制的にロスカットとなり、資金はゼロとなってしまいます。

ロスカットとは、証拠金が足らなくなった時、資金諸々を強制的に決済されることを言います。

FXは借金を背負うというイメージがあると思いますが、実際はロスカットがあるため、FXの会社に自己資金以上の借金を抱える事はほとんどありません。

(追加資金を入れるために、消費者金融などから借り入れをするのは別のお話です。)

ただし、大きな取引をしていた場合、1円でも通貨が下がれば数十万という資金が一瞬にして消えることもありますから、ご注意を。

ここが、FXの怖くておもしろい所ですね。

だって、逆を言えば、1円上がれば数十万の利益になる事もあるんですから・・・。

FXのちょっと怖い話を書きましたが、レバレッジをかけすぎず小額の投資なら、外貨預金のように比較的安全に、差益やスワップポイント狙いで運用することが出来ます。

投資は自己責任です。

絶対という事もありませんが、勉強のために数万円をFXに投資してみるのも面白いです。

ただし、くれぐれもレバレッジのかけすぎには注意してください。

FXはどうやって始める??

FXは、FXの会社に口座を作るところから始めます。

証券会社でFXも扱っているところもありますが、証券口座とは別に作る必要があるところが多いです。

手数料のようなものを「スプレッド」と言いますが(正しくは、買値と売値の差の事を言います)、これは、各FXの会社で違いがあり、スワップポイントや取引できる最低単位も各社で違いがあります。

スプレッドが安い会社やスワップポイントが高い会社は魅力的ですが、ロスカットまでの証拠金の維持率が高かったり取引単位が高かったりすることがあるので、色々調べてみて、使いやすそうな所を探してみましょう。

ところで、私のFXの感想

所で、FXは私もやっているのですが、感想としては「痛い目を見た」です。

実は昨年、スワップポイントや一発狙いで新興国通貨に突っ張って、数十万をロスカットされています。

但し、FXに入れた資金は、株の配当金や、米ドルやカナダドルをFXで売って儲けた分で、生活費を入れていたわけではありません。

ロスカットされた時は厳しかったですが、その前は比較的固めの通貨で結果が出ていたのです。

で、現在は、手堅く豪ドルを預けっぱなしにしています。

今豪ドルは、ここ数年の間では、かなり底値に近いのです。

ただ、これもこれから上がることが決まっているわけではありません。

楽観はできないのですが、投資したのは小額という事もあり、スワップポイントが貯まるのを毎日眺めて、楽しみにお付き合いしようと思っています。

余談ですが、FXや株で損失を出した時には、確定申告をすれば翌年から3年間利益と相殺することが出来ます。

だから、これから3年の間に結構儲かってしまっても、税金は安く済むというわけです。

金の積み立て

金は世界共通の価値があり、手堅く、価値の下がりにくい投資としておススメされています。

私も2年ほど金を積み立てていました。

でも、金の場合毎月の積立額が少ないと、手数料がかなり割高になってしまいます。

(今はしていないので分かりませんが・・)

また、積み立ての場合、毎月の積立額を月日数で割った金額で、毎日金を購入します。

金が高いときには少なく、安いときには多く買えるため、平均すると取得単価が安くなるという利点があります。

これを「ドルコスト平均法」といい、株や投資信託の積み立てでも同じ手法が使われます。

でも、これって、金の相場が高い時でもいくらか買うという事になるので、買いたくない日にも投資されるわけです。

その昔、金は1グラム1,000円の時代もあったのですが、今や4,000円。

当時は金の高騰もあり、あまり利益が出るビジョンが見えず、私の性にも合わなかったため、2年で解約しました。

金は、価値がゼロになる事はまずありませんから、投資方法としてはおススメですが、若干面白みがないなぁという感じです。

小さいお子様がいる方は、お子さんが20才の時にプレゼントするつもりではじめると、面白いかも??

今日の記事は以上です。

投資を始めると、『損をしたくない』という気持ちから、色々なことを勉強するようになります。

今まで知らなかった国の情勢を興味深く見てみたり、税金の勉強をしたりと世界が広がることもあります。

くれぐれも投資は自己責任ですが、小額から始めてみてはいかがでしょうか?

それではまた。