【思わぬマイナスに注意!iDeCoの定期】iDeCoには手数料がかかります!【元本保証型では損をする!?】

【思わぬマイナスに注意!iDeCoの定期】iDeCoには手数料がかかります!【元本保証型では損をする!?】

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払い込んだお金が毎年全額所得控除になり、所得税から還付されたり翌年の住民税が安くなったりと、運用益以上にお得な部分のある個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)。

メインの商品は投資信託ですが、その中に、元本保証の定期預金もある事を、知っていますか??

iDeCoは60歳まで引き出せないけど(かけた年数によっては、60歳を過ぎてからの受給になる事があります)積み立てを続ければ、知らず知らずのうちに、お金は積みあがっていきます。

若い人はあまり想像できないかもしれないけれど、50歳で昇給が止まる会社もあるし、人生の一時、教育費や生活費等で、全く貯金できない時期もあったりします。

さらに、60歳を過ぎるとお給料もそれまでの半分程度になる会社もあります。

なので、「転ばぬ先の杖」として、半ば強制的にお金が貯まる、積み立てやiDeCoは、老後の保険として、最近注目されています。

一般的に、iDeCoといえば、投資先は投資信託なイメージですが、実は、元本保証の定期預金も用意されています。

元本が保証されてるなら安心!

私は、そんなに増えなくてもいいんだから、定期一択!

て、ちょっと待ってください!

iDeCoは、銀行預金と違い、始める時に手数料がかかるし、実は、毎月の手数料も取られるんです。

今の金利では、手数料分を、利息で取り返すのは、無理な話ですよ。

定期のみでの運用だと、かけた期間分だけマイナスが確定する事になります!

スルーしがちなiDeCoの手数料

iDeCoの手数料について、先ほどちょっと書きましたが、「個人型確定拠出年金」という言葉からそれを連想するのか、毎月の手数料について、気にする人が少ない気がします。

私の周りでも、銀行で始めようかなという人が結構いるんですよね。

まぁ、銀行は近いし、対面窓口もあるし、安心な所はあります。

でも、ネット証券等と比べると、銀行や保険会社で始めるiDeCoは、びっくりするほど手数料が高いです。

iDeCoは、まず、加入時に2,829円の手数料がかかります

これは、国民年金基金連合会に支払うお金なので、どこで始めても一緒です。

そして、加入すればその後、国民年金基金連合会と、事務委託先金融機関に、合わせて毎月171円を支払っていくことになります。

ここで

あれ?

広告には「手数料0円」て書いてあったけど・・。

と思った方は、いませんか??

ネット証券などでは、大きく「手数料0円」と謳っていますが、これは、運営管理機関手数料(要するに、金融機関が取る手数料って事か?)が無料という意味なのです。

(広告にも、同じくらいの大きさの字で、ちゃんと書いてある)

で、銀行や、保険会社などでiDeCoを始めると、プラス運営管理機関手数料が取られる事となります。

(運営管理機関手数料を無料にしている銀行や保険会社もあるにはあります)

毎月の手数料の最安値は、管理機関手数料の無い171円ですが、銀行や保険会社の高い所となると、毎月600円近く(私がサラッと調べた最高値では、589円というのがあった)という所もあるので、iDeCoをどこで始めるかというのは、考えた方が方がよいでしょう。

お付き合いとか取扱商品とか色々あるので、高い手数料を払っても対面の方がいい場合もありますから、『銀行や保険会社は止めろ!』とまでは言いませんが、月々最大400円程度の差を積み上げて数十年となると、バカにならない金額になりますからね。

iDeCoを20年かけた場合の手数料の差を試算

取り敢えず、iDeCoを20年かけたとして、一番高い所との手数料の差は、月418円となります。

418×12=5,016円

1年で5,016円の差がつきます。

これを20年続けると・・・

5,016×20=100,320円!

なんとびっくり!

20年で100,320円の差が出ます。

iDeCoは20歳から60歳までかける事ができますから(2022年5月より、65歳まで。除外対象あり)20歳からかけたとすると40年!

なんと、40年後には、手数料だけでも20万円以上の差がつく事になります・・。

ちょっと怖い・・。

手数料分は元本保証型では埋められない!積極的に運用するべきか?

そんな訳で、手数料だけでも高い所で年間5,000円。

安くても年間2,052円かかるiDeCoで、元本保証型の定期では、どう考えてもプラスになる事はありません。

iDeCoは、毎月の掛け金の上限も決まっていますから。

じゃあ、投資信託にぶっこんで、増えるのを信じて運用するのがいいのか?

というと、そうでもありません。

投資信託を長期で買っていくと、いい時も悪い時も淡々と積みあがっていくので、最終的に定期預金の利息などとは比べ物にならない利益が出る事があります。

というか、そう言う可能性は高いです。

でも、途中で何があるか分からないし、元本割れのリスクがあるのも事実です。

大きなリターンがある事もあれば、戦争が起きたり地震が起きたりバブルが弾けたりと言った事で、大きく価額が下がり、マイナス運用となるリスクもあります。

大きなマイナスとなった場合は、定期預金で運用しているマイナス以上に、資産は被害を被る可能性もあります。

元本保証型の商品では、マイナス運用は確定です。

ただ、それでも、毎年の所得控除の金額が大きいし、戻ってくる金額に比べたら、手数料を取られたとしてもペイできる計算です。

私は今年、昨年始めたiDeCoのお陰で、たった半年しか払ってないのに、2万円程税金が戻ってきました。

そして、今年は住民税も安くなる予定です。

掛け金や税率や年収等々で還付額は変わるので、誰もが同じ金額とは限りませんが、仮に2万円が20年間戻ってくるとしたら、合計で40万円です(住民税の分は除く。っていうか、考えない)。

ですから、納得の上、iDeCoを全て元本保証の定期預金にするのも、それはそれでいいんじゃないかなとは思います。

少なくとも、手数料分以上のマイナスにはなりませんから。

ただし、口座の状況を確認する度にマイナスが増えていくので、それはそれで切ないかなと思いますけどね。

で、私は、外国株の投資信託2本を買っていて、見事にマイナス

という訳で、本日の記事は、iDeCoを始める時にスルーしがちな手数料の話と、元本保証型の定期預金は、決めた時点でマイナスが確定する事。

それでも、所得控除での節税効果が非常に高い事。

などを書いたものですが、この記事書いてる私は、一体何に投資しているのかというと、外国株式の投資信託2本です。

元本保証型の手堅さよりも、リターンのある可能性のある商品を選んだのです。

さっきも書いたのですが、続ければ続けるほどマイナスになるページを見るのは苦痛だし、個人的に、面白みに欠けるかなと思って・・。

それで、その成績はというと、つい最近までアメリカバブルで着実に増えていってたのに、ロシアのせいで一気にマイナスですよ。

投資していればこんな事もあります。

ただ、今は、すごく価格が下落しているので、安い金額で粛々と積み上がっているはず。

今後、まだ下がる可能性もあるけれど、受け取り時にプラスになっていればいいかなと思って、戦況を見守っています。

お金はもちろん欲しいけど、その数千倍も、世界が平和になって欲しいと思っていますよ。

話が少し逸れましたが、iDeCoの節税効果は高く、金融商品の掛け替えもできますから、悩んでいる人は、始めてみたらいかがでしょう?

60歳まで引き出せないのは不安ですが、積み立てられなくなった場合、休止することも出来ます。

(その場合も、半額~7割程度の手数料はかかります)

積み立て系は、早く始めて時間を味方につけるのが上策ですよ。

それではまた。

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