こんにちは、かたせうみです。
今日は、高級みかんと謳いながら、「みかんであってみかんでない」。
高級フルーツ「せとか」の紹介と食レポです。
せとかは平成10年に品種登録された、まだまだ新しい柑橘類。
スーパーでたまに見かけるけど、ちょっと高いので買ったことないんですよ。
だって、隣に398円のみかんがあるんだもん。
そこで今回も、「さとふる」のイオンときめきポイント20倍キャンペーンで注文してみました。
さとふるのキャンペーンについては、⤵の記事をご覧ください。
とりあえず「さとふる」のサイトに行きたくなった人は⤵へどうぞ。
今回からのふるさと納税は、あえて割高品を選ぶ事にした
高級みかん「せとか」の旬は、2月上旬から3月下旬。
果物の取扱期間としては、結構短いですね。
ふるさと納税では、つい返礼率やお得感を重視してしまう私ですが、ビールやお酒以外の果物や魚介類、お肉などを頼むときは、『今回からは、高級路線へ、同じ金額なら、あえて量の少ない方に変えよう!!』と決めました。
・・、それだけ、肉やカニなどは、お得感を重視して選ぶと「ハズレ」 が多いという事です。
という事で、今回は同じ寄付額でも「訳アリ品」などは避けました。
「訳アリ品」でも、形が悪いだけで美味しいものもあるけれど、本当に訳アリ品なんだねというものも意外と多いです。
なので、今回選んだものは「贈答向け」と書いてあるものにしました。
しかしてその結果は・・・。
ミヤモトオレンジガーデンの「せとか」約2kg到着!
今回の注文品は、「ミヤモトオレンジガーデン」の「せとか」2キロ。
(2020年3月14日現在は、取扱終了)
寄付額1万円。
寄付額1万円の相場で比べてみると、少しだけ 割高です。
でも、農園名も入っているし、贈答とも書いてあったので注文を決める事に。
さて、中身はどんなでしょうか??
箱の中にはせとかが12玉。
クッションに包まれて大事そうに詰められています。
ツヤや形は普通ですが、傷があったり痛んでいるものはひとつもありません。
もっと高級なものになると紙で包まれているらしいですが、 箱の形がプレゼント用なだけでもワクワクします。
わざわざふるさと納税じゃなくっても、せとかは楽天などでも普通に扱っています。
⤵
皮は薄くて果実に密着。みかんの大トロってなんだ??!
「せとか」を剥いてみます。
剥いた瞬間に、部屋中にすっごく良い香りが満ち溢れます。
何この香り~・・・🌸!!
すっごく華やかな香りがするけど、これ、みかんの香りではありませんね。
マンダリンなどのオレンジ系の派手な香りがします。
なんていうか、みかんの香りが瀬戸内海とか温州灘なら、せとかの香りは地中海とか西海岸?
スペインとかカリフォルニアとかフロリダのイメージ??
家の壁が黄色かったり薄いピンクだったり??
外国の強い日差しと青い海のイメージが湧いてきます。
この香り、どうお伝えすればいいのだろう??
せとかの先祖は、みかんよりオレンジが多い
せとかの特徴は、溢れる果汁と、さじょうの柔らかさ、強い甘味と香りです。
その食感は「みかんの大トロ」と称されますが、果物にトロとかイメージ湧きませんね・・、どんなものなんでしょう??
個人的には大きめのみかんというイメージですが・・。
剥けました。
皮は薄くて果実に密着しています。
ぺろんと剥けないので、少し剥きづらいです。
オレンジのようにカットして食べる事もおススメされていますが、丸ごと食べられるものは、やっぱり丸のまま頂きたい。
色々な食べかたはあるけれど、果汁感や食味を堪能するなら、まずは手で剥いて食べてみて下さい。
オレンジのような香りですが、オレンジより数百倍剥きやすい。
こんな風に手でキレイに皮がむけるのはとてもいいですね。
内袋はとても薄いです。
「せとか」の内袋はとても薄く、袋のまま食べられるのですが、その薄さを証明しているのがこの写真。
皮をむいた後実を割ると 、この様に皮がむけてしまいます。
先に「オレンジのような香り」と書きましたが、味もオレンジに近く、味が濃いです。
それもそのはず。
せとかのご先祖には、みかんよりもオレンジの方が多いのです。
平成生まれの新品種
「清見」に「アンコール」を掛け合わせたものに、更に「マーコット」を掛けて育成され、2001年(平成10年)に品種登録されました。
「清見」は「宮川早生」と「トロビタオレンジ」を掛け合わせたもの「アンコール」は「キング」と「地中海マンダリン」を掛け合わせたもの、「マーコット」は起源は明らかではありませんが、アメリカで育成されたみかん類とオレンジ類の交雑種です。
せとかは、それぞれの品種の長所を生かした、究極の柑橘といえます。
品種名「せとか」は育成地(長崎県口之津町)から望む地名(早崎瀬戸)、瀬戸内地方での栽培が期待されること及びこの品種のもつ良香にちなみ名付けられました。
「せとか」の系統図「せとか」品種紹介|みかんのことなら「のま果樹園」 より引用。
柑橘の大トロって・・、なるほどな 「せとか」の食レポ。
能書きをたれた所で「せとか」の食レポ。
とにかくもう、甘くて味が濃いの一言に尽きます。
すごくジューシーで、口から果汁があふれ出ます。
それでいて甘いだけではない、ほど良い酸味。
基本的な味はオレンジベースなので、みかんとは違う味がします。
一般的なみかんと最も違う点は、果肉の柔らかさとキメの細かさです。
みかんの果肉のつぶつぶを「さのう」とか「さじょう」と言いますが、これがすごく柔らくて瑞々しいのです。
みかんを基本として、はっさくのさじょうは大きめで固い。
そのサクサク感がはっさくの特徴で美味しい所ですが、せとかはさじょうが小さくて細かくて柔らかい。
それでいて水分がすごく豊富です。
ああ、柑橘のトロって、こういう事かと納得しました。
トロという表現はいかがなものかとも思いますが、一言で表すなら、やっぱり「トロ」ですね。
味が濃いので、1個でかなりの満足感があります。
みかんとは全然味が違うので、比べるものではないという事が分かった。
みかんはみかん。
せとかはせとかといった感じです。
どっちも美味しいです、はっさくとみかん位には味に違いがあります。
柑橘は鮮度が命。美味しさを確認したいなら、旬の時期にちょっといいものを
高級みかんの「せとか」。
私が知っている今までの柑橘類とちょっと違って目から鱗の美味しさでした。
ただ、その果汁分や皮が薄い事などから、「鮮度が命」とも言われています。
魚かっ!!
八朔はその皮の厚さからか、実の水分の蒸発速度は遅く、1カ月位は美味しくいただけるのですが、せとかは早く食べないと、実がスカスカになってしまうようです。
今回注文したものは一週間位は大丈夫でしたが、某サイトで訳アリ品を購入した人のレビューなどを見ると「スカスカでおいしくなかった」というものも散見されました。
なので、美味しいものを食べたかったら、やはりそれなりという事なのかもしれないですね。
形が不ぞろいだったり、傷があっても鮮度が良ければ美味しいと思います。
せとかの旬も、そろそろ終了。
まだ食べたことないあなた!!
せとかの事を「ちょっといいみかん」という認識のあなた!!
スーパーで見つけたら、買ってみて下さい。
「せとか」は、農家さんのサイトから直接買うこともできますし、楽天やAmazonでの扱いもあります。
4月くらいまでならふるさと納税サイトでの扱いもありますので、のぞいてみて下さい。
それではまた。