ある日、いつもの証券会社にログインすると、お知らせが来ていました。
「カナダドル外貨MMFの繰上げ償還が決定いたしました。」
はぁ????
ついこの間買ったばかりなんですけど!!
コロナショックの時に、株を売却した資金で一部をMMFに
私は今、投資先をちょっとだけ絞っています。
コロナショックで持ち株の一部を売却し、得たお金を一時的にカナダドルの外貨MMFに入れていました。
あとは、ほぼ底だろうという理由で、オーストラリアドル。
株価は回復の兆しを見せているけれど、どうしても私には、実態と乖離しているとしか思えず、新たに株を買う気にはなれないんですよね・・。
このまま日銀が頑張ったら、いずれ自然とコロナが終息して、解放された人々の消費が盛んになるという事も考えられるのですが、今のところはまだ、下がる余地があるのかなと不安に思っています。
というか、もっと下がってから買いたい。
底値で買うのが主婦なので。
それにしても、このまま日銀が日本の大家さんになったら、どうなるのかな~??
もしかして、全部国営企業になったりしてね、怖い怖い。
経済の回復が追い付けば、大家さんは日銀からバトンタッチされるのでしょうけど。
だけど、リーマン以上の危機なのに、日経平均はリーマン時の倍以上って、すごくないですか?
全く経済に詳しくない私でも、こんな事考えちゃうんだから、不景気って怖いよね。
話は戻って、繰り上げ償還。
私が加ドルのMMFを買った時。
当時・・、といってもそんなに前じゃないけれど、カナダドルは75円で、豪ドルは66円でした。
ここ10年では、底値と言ってもいい位だったんです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
カナダドルは、ここ数年は90円位で推移していましたので、これはやっぱり底値ですよね。
MMFは、手堅い国債などに投資をする、外貨建ての投資信託です。
カナダドルの場合、私が利用している証券会社を例にすると、利回りは0.348%なんですが、為替の差益も狙えます。
日本の定期預金の金利のことを考えると、雲泥の差です。
ただし、外貨建ての場合、買うタイミングや売るタイミングは超重要!
高いときに買ってしまったら、利息なんて雀の涙。
差益のせいで元本が割れるなんて日常茶飯事だし、大きく損をする可能性だってあります。
なので、私の場合、直近10年のチャートなどから『これは安い!!』という時にのみ、外貨建ての何かを買うようにしています。
(それでも負ける時は多々あります。)
余談ですが、MMFの場合、元本割れの危険性が少ない国債等に投資されるため、為替だけに気を付けていれば、そこまで痛い目をみる事は少ないと思います。
そこで本題。
投資したばっかりの加ドル建てMMFから、繰り上げ償還のお知らせ。
繰上げ償還とは、『もう運用を辞めるのでよろしく』と、金融機関が決める事です。
運用期間が予め決まっている商品が色々な理由で繰上げされることもあるし運用成績がよくなくて、資産の傷みが進んだ場合に『もうや~めた!』となる事もあります。
または、充分な運用資金が確保できなくなった場合等・・・。
以前、ユーロが危なくなった時に同じ現象がありましたが、ここ数日で加ドルは復活してきたし、割と手堅い投資先だと思っていたので衝撃です。
よし!これからだ!!
と思っていたのにぃ~~~~!!
続々と繰り上げ償還されるカナダドルMMF
『一体どうなってるの!!!?』と調べた所、割と色々な所で加ドルの繰上げ償還がされているようです。
職場の投資仲間に衝撃の話をしたところ『あ~、そうなんだよね~』なんて言う返答もされました。
私だけじゃなかった~~!!
どうやら、カナダ中央銀行の利下げの影響などから、投資状況が著しく悪化。
MMFはローリスクをモットーとしているので、繰り上げ償還やむなしとなったようです。
ここ数カ月の加ドル安から、資金を引き揚げる投資家も多く、充分な運用ができない状態になったのも原因だったのかもしれませんね。
カナダドルの掲示板も、過疎状態ですから。
かくなる上は、加ドルが高いときに売りつけたい!!
繰上げ償還が決まったカナダドルのMMF。
償還日は2020年6月末。
4月中や5月中に繰り上げ償還となったものもあるみたいですが、私が利用している所は6月末。
放っておけば、自動的にMMFは清算されます。
この日に加ドルが100円にでもなっていればいいですが、運の要素が多きすぎるので、これから毎日加ドルをチェックし、少しでも高い日に売りつけしたいと思います。
寝耳に水の繰上げ償還ですが、幸いにも、私が購入した時よりは5円位は上がっています。
ほんの少しの投資期間でしたが、このまま大きな暴落でも無い限り、利益が出ましたよという事でシャンシャンという事にしたいと思います。
それにしても、NISAではないので、税金が引かれるの痛いな。
このあと、どうやって資産を運用したらいいのか、暗中模索している状況です。
それではまた。