いよいよ受験も本番。
共通テストは、大学入試センター試験に代わり、2021年度大学入学者選抜からの導入が決まっています。
そして、今年は初の、「共通テスト」が行われる年。
ただ、昔共通一次がセンター試験に変わった時も、さほど変化は無かったという事らしいし、過去問題がない今は、学生はいつも通りの勉強をするしかないですね・・。
問題集や予想問題集は各出版社から出ていますが、今日は泣く子も黙る通信講座の「Z会」で、共通テストの予想問題集をお願いしてみました。
今や、受験するなら避けては通れない「共通テスト」
ずっと昔、センター試験は国公立を受験する人たちだけのものでした。
しかし、今や私大受験や学校推薦、総合型の 受験にまで導入されるようになり、受験生なら避けては通れないほどの試験となってしまいました。
出題範囲が決まっているので、対策しやすいと言えば、しやすいですけどね。
昔ながらの一般選抜はまだ残っていますが、共通テストを私大の受験に利用できる「共通テスト利用試験」は大半の大学で行われています。
また、共通テスト利用の場合、受験料も一般選抜のおよそ半額となっており、その手軽さから人気も高く、国公立を目指す学生は私大の滑り止めを受けるのに利用したりもします。
仮に、推薦や総合型で内定が決まってたとしても、大学によってはその後共通テストを課す所もあり、現代では受験生のほとんどが共通テストを受験すると言っても過言ではありません。
そんな訳で、塾や学校でも、教材を使ったりセミナーを行ったりし、共通テストの対策に暇がありません。
「共通テスト攻略演習」は、それだけで注文できる
通信講座のイメージと言えば、教科書に沿った内容で、1年をトータルしてサポートするイメージですが、途中からでも始めることはできます。
ある日、郵便受けを見たらこんなものが入ってたので、注文してみました。
Z会の「共通テスト攻略演習」は毎月到着する教材ですが、12月号と1月号は、これまでの対策用問題集とは異なり、共通テストの「予想問題」となるらしい。
ダイレクトメールとか、いつも見ないで捨てちゃうんだけど、なんかちょっとこれはいいかもしんない・・。
予想問題・・・欲しい・・。
塾系の予想問題って、ノウハウがあるからバカに出来ないんですよね。
内容は・・・
6教科17科目がセットで1月分3,325円・・。
科目を選ぶ事は出来ず、全てセットになっています。
「地学」とか「世界史」とか「物理」とか要らないんだけど、その分安くならないかな??
というのはできません。
2か月分頼むと、6,650円か・・。
普通に2倍だね・・。
添削指導はつかない、と。
受験科目が少ない人には高上りだけど、3科目以上受験するならこれもありかな・・??
と、ネットから注文してみました。
注文には、会員登録が必要になります。
だけど、会員ページは動画の解説もあり、かなり充実してます。
今回2か月で6,500円くらいだったけど、『こんなに?』って感じでした。
待つこと一週間、Z会「共通テスト攻略演習」到着しました。
注文後1週間。
郵便受けを見ると、みっちりと入れられている封筒の山。
Z会「共通テスト攻略演習」が到着しました。
なんだこれ、すごい量だ・・。
封筒の中身は、6教科17科目が一冊になった問題集。
(2か月分)
厚さはこれ位。
製本していないタイプの問題がザラザラ来ると思っていたので意外です。
ジャンプコミックスより厚いです。
別冊で、解答と解説。
それから、マークシートの解答用紙がついてきます。
数Ⅰ・数Aの解答用紙。
目がチカチカする~。
今回は添削指導がつかないので、「このマークシートは提出できません」と書いてありますね。
本番さながらに、選択科目のマークが横についています。
これ、マークし忘れたら、多分0点。
あれ、これ・・。
この解答用紙、先に何枚もコピーしたら、何回も問題集の解き直しができるじゃん!
解答用紙が別冊になってるのって、いいねぇ。
Z会「共通テスト攻略演習」、問題集の中身をチラリ
さて、それでは問題をめくってみます。
紙質はとてもいいです。
問題をそのまま上げるのは、多分まずいと思うので、モザイクが入っています。
が、雰囲気をつかんでもらえればなと思います。
これは、英語「リスニング」の問題の一部。
毎年変な絵が出たりして話題になったりするけれど、私が見た限り、普通の絵です。
で、リスニングの問題はどこでどうするのかと言うと、こちら。
英語のリスニングについては、QRコードまたは問題集に表示されているパスワードを用いて専用サイトにアクセスする仕組みとなっています。
CDなどはついてきません。
スマホがあれば対応できます。
最近はそうなんだね・・。
軽くカルチャーショック。
こちらは世界史。
これは、「地理B」。
Z会「共通テスト攻略演習」では、専用サイトで、英・数・国の動画解説を見ることができる
問題集の写真と共に『こんな感じ』をレビューしてきましたが、これをやるのは娘です。
私ではありません。
頼むよもう・・・。
さて、頭がいい人はともかく、問題集の大事な所って、解き直しとか間違えた所の解説が分かりやすいかどうかだと思うんですよね。
Z会「共通テスト攻略演習」の解答と解説は、すごく字が細かかったけれど、かなり丁寧な解説や補足、考え方のアドバイスがついています。
解説で使用している言葉は文語体も多く結構固めですが、こういう文章に慣れておくと、とてもいい事が2つほどあります。
ひとつめは、現代文で少し優し目な問題が出た時にスラスラ解けるようになる事。
ふたつめは、評論のような文章問題が、苦にならなくなる事です。
普段からちょっと難し目の文章に慣れておくと、口語体で書かれた文章が非常に読みやすくなります。
普段読みやすい文章ばかり読んでいると、現代文の評論などが苦手に感じる事もあるでしょう。
だけど、この解答をしっかり読み込むことで、知らず知らずのうちに、小難しい文章でも読むのが苦痛ではなくなっている自分に気づく・・・はず。
また、Z会の専用サイトでは、ポイント解説を動画で見ることもできます。
受講している講座や、コースによって見られる動画は違うと思うんですが、今回の「共通テスト攻略演習」の場合、10分程度の動画解説をひと月当たり5本見ることができます。
通信講座はその人次第だけど、高3ならやるでしょ
塾や家庭教師と違って、通信講座は強制力もなければ拘束もされないので、やるかやらないかはその人次第な所があります。
一人で勉強できる子ならいいけれど、大抵は『結局ためて、やらずに止めた。』という、苦い思い出の人も多いと思います。
だけど、高校3年にもなれば、自分に何が必要なのか分かり始める時期ですし、受験生ならなおさら。
問題集をたくさん買い込んで、今頃頑張っている事でしょう。
今回は、Z会の「共通テスト攻略演習」が思っていたより良かったのでレビューしました。
予想問題集については、時期も差し迫っているので申し込みは締め切られているかもしれませんが、受験生の皆さんは、今が正念場。
身体などを壊さずに頑張ってくださいね。
来年高3を迎える人は、通信講座も結構よかったから、ひとつの選択肢として考えてみてもいいかもしれませんね。
塾より断然安いです。
通信講座の龍と虎、進研ゼミやZ会に興味がある方は、こちらから資料請求してみて下さいね。
それではまた。