年も迫った12月。
ふるさと納税の「駆け込み寄附」をしている方も多いでしょうが、今日は、静岡県焼津より到着した「生しらす」のレビューです!
生のままではすぐに傷んでしまう為、産地でもつい最近まで出回らなかった生しらす。
生で食べられるようになったこのご時世でも、ご当地でしか食べられない!!
と思ったら、冷凍技術の進化のお陰で、ご家庭でも手に入るようになりました。
生しらすを扱っているサイトは多くないけれど、「楽天」と「さとふる」にはありましたよ!
とても美味しかったので紹介します。
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焼津市より、生しらすが到着!! 解凍すれば透明に・・
待ちに待った生しらすが、冷凍便で到着しました。
待ちに待ったと言っても、2週間位ですけどね・・。
生しらすをお願いできる自治体は、静岡県の焼津以外は、和歌山・高知・香川・大分・兵庫県の淡路島など。
だいたいどこも100g×10パック、1キロで10000円の寄附額です。
食堂の生しらす丼が1杯1200円という事考えると、すごいお得感がありますね。
どの産地のものも魅力的ですが、今回は実家の相模湾に近いというか、馴染みのある静岡県の焼津市にお願いしてみました。
生しらすと言えば、私の実家神奈川県にある江の島や鎌倉のものが有名ですが、私が探した時点では、相模湾産というのはありませんでした・・。
残念。
あの辺は観光地だからね、地元で消費されちゃうんでしょうね。
生しらすは真空の冷凍パックでやってきます。
凍っているので、釜揚げシラスの様に真っ白ですが、解凍するとこうなります。
集合体恐怖症の人、ごめんなさい。
原材料。
静岡県産イワシの稚魚。
あたりまえか。
さて、それではいただきましょう!
今日は「生しらす丼」て決めてるんだっ!
3人なら2パック!焼津産の生しらすを、しらす丼にしていただきました!
今日来たしらすは、全部で10パック。
1パック100gです。
これを親子3人で2パック使用します。
贅沢するなら一人1パックでもいいし、他のお刺身や玉子焼きなんかをつけるなら、3人で1パックでもいけます。
しらすだけで3人前作るなら、2パック使用はちょうどいい感じでした。
解凍方法は、「冷蔵庫内でゆっくり解凍」するか、「流水で解凍する」か。
流水解凍の場合は、パックのまま解凍するように書いてあります。
しらすを直接水につけてはいけません。
解凍したら、その日のうちに食べきっちゃってくださいね。
生しらすは特に傷みやすいです。
もしも余ってしまったら、たっぷり沸かしたお湯に多めの塩を入れて、さっと茹でて釜揚げにすれば、3日くらいは美味しくいただけますよ。
生しらすに飽きたら、かき揚げにしたり汁に入れたりして楽しめますので、一粒で何度も楽しめますね♪
こちらが生しらす丼です
解凍直後の生しらす。
あんなに真っ白だったのに、透明になりました。
ショウガとネギを添えて、お酒のあてに。
透明感がたまりません。
ポン酢や醤油で頂きますが、酢味噌も美味しいと書いてありました。
生しらす丼。
トッピングはショウガとネギと海苔。
醤油をたらしていただきます。
生しらすを堪能するため、他のお刺身や卵黄等は入れませんでした。
美しいですね。
一見白魚のようですが、味は結構違う気がする・・。
鮮度の問題か、生息地の問題か、記憶の問題か・・??
醤油をたらしていただきますが、生しらすは醤油がよく絡むため、かけ過ぎには注意してください。
これを・・、がばっと・・、惜しみなく・・。
すごく美味しいです。
生臭みもありません。
薬味やお米、醬油とよく絡まって食が進みます!!
生しらすが自宅で頂けるなんて・・。
冷凍技術の進化・・!
スバラシイ!!
生しらすは、一見ドロドロして水っぽそうですが、実際はプリプリとしていて、プチプチ感もあります。
冷凍品は、浜から直送されてくる本当の生しらすよりは、プチプチ感や風味が劣るけど、生臭みもなくとても美味しかったです。
こんな傷みやすくて繊細な食材でも、今は冷凍で輸送できるんだからすごいよね~!
「しらす」は、私の好きな漫画『海街diary』にも度々登場するのですが、そこに登場する「山猫亭」のご主人によると、「鎌倉産のは全然違う。」という事らしい・・。
和歌山とか静岡、高知の人が聞いたら怒りそうだけど、これは鮮度の事もあるでしょう。
前浜産のしらすかぁ~・・。
今度実家へ帰ったら、江の島で生しらす丼を食べて比べてみよう。
湘南のシラス漁は、12月中旬から3月くらいまで禁漁なんですが、春から秋にかけてその辺に行かれる方は、是非一度しらす丼を食べてみて下さい。
余談ですが、生しらす自体は他の地域でも獲れるので、湘南産でなくてもいいなら食べられるお店は結構あります。
それはいいとして、お取り寄せやふるさと納税で生しらすを考えている人は、美味しかったので安心してトライしてみて下さい。
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それから・・、湘南・鎌倉の風景や街並みと共に、10代だけじゃなく、大人の心の機微やしがらみを見事に描いている吉田秋生の珠玉の作品『海街diary』を読んだことが無い人は、この機会に読んでみて下さい!
全9巻で既に完結しているから、ちょっと長い休みに読むのにぴったりです。
それではまた。