IgA腎症疑いで、腎生検の説明を医師から受けて、JALの株を買う【腎臓病日記5】

IgA腎症疑いで、腎生検の説明を医師から受けて、JALの株を買う【腎臓病日記5】

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こんにちは、かたせうみです。

前回の続き。

結局前回は腎生検の日程が決まって帰ってきたんだけど、生検について医師からあった説明などを本日記事にしています。

前回の記事はこちら↓

腎生検について、説明されたことなど

さて、腎生検の日程が決まると、医師はどんな手術をするのか、絵を使って説明を始めた。

と同時に、説明書や同意書を出してきて説明を始めた。

なんか沢山出してきた・・。

腎臓は、背中からほんの1、2センチの所にあり、生検は、そこに針を刺して検体を採取するのだが、これは、ベッドにうつ伏せになって行う。

内臓の場所って、なんとなくは知っていたけど、正確な位置を知らされると衝撃が走る。

背中からほんの1センチとか怖すぎる・・。

刺されたら終わりじゃんね・・。

ゾォ〜・・・。

こんな感じか

前回は、「お腹に針を刺す」とか言っていたので、てっきり胆嚢切除のような、腹腔鏡手術で、仰向けに行うものを予想していた。

腎臓は、肝臓の裏っていうか、奥というか下にあり、その周囲には肋骨などもあるので、背中の方が近いらしい。

ああ、よく、腎臓が悪いと、腰とか背中が痛くなるというのは、そう言うことか・・。

実施するのは2人で、声をかけながら行うからね、みたいな説明を受けたあたりで、娘の顔がちょっと強ばり、ボソッとつぶやきが入る。

刺しますよとか言わないで、何も言わずに刺して欲しい・・・

怖いし・・

なんと言うヘタレ。

先生だって説明したりする義務があるだろうし、黙って刺すわけにはいかないんじゃないの??

と言う趣旨のことを突っ込むと、医師はこう言った。

う〜ん・・。

黙って刺しても、押される感覚とか違和感があるから、『知らない間に終わる』なんてことはないと思うよぉ〜・・。

だそうだ。

麻酔はしているものの、針が腎臓に到達した時には、何か当たる感覚というか、押される感覚というか、違和感があるらしい・・。

時間は数十分程度だが、終了後、圧迫止血を行い、4時間仰向け、24時間後まではベッド上で安静となる。

1ヶ月くらいは腰をひねったり、反ったり、重い荷物を持ち上げるなどの行為は避けるようにとの注意を受けたが、これは説明書きにも書いてある。

・・・。

4時間仰向けとか、暇じゃない??

ビビっている割には、注意書のこんな所を見つけて、能天気な疑問を持つ娘。

術後は結構なダメージがあるから、暇だとか言ってられずに、ひたすら眠ってるんじゃないの??

などと会話をしていると、「暇ってことは、容態がいいって事だから、暇と感じたら、うまく行ったと思っていいよ。」みたいな事を医師は言った。

また

あとね、術後は安静だからね、無理しないでね。

傷が開いたり出血すると大変だから。

前に入院した人は、ベッドの電気をつけようとして体を起こしてひねった時に出血したりしたから。

些細な動きでも、看護師を呼ぶんだよ。

『看護師さんも大変だから、これぐらいは自分で』と思って動いてしまって出血してしまうと、結果的に(僕達が)もっと大変なことになる事もあるからね。

退院後も、2週間くらいは安静にしてね。

とも言った。

電気つけようとして出血とかありがちで怖い・・。

娘はこの時「くしゃみしたらどうしよう・・。」と思ったらしいが、私しゃ娘がスマホゲームでエキサイトして、お腹に力が入るんじゃないかと心配だよ・・。

その後娘は、安静時にはオムツをつけなければならないことを知って、かなりガッカリしていた。

(実は、その前に導尿もあるらしいんだけど、黙っておく)

腎生検は、局所麻酔の所と全身麻酔の所があり、この病院では局所麻酔で行う。

強く希望すれば、全身麻酔もできなくはないらしいが、全身麻酔が行われるのは、背中にメスを入れる場合のみらしい。

術部を縫合するので治りは早いみたいなんだけど、体の負担が大きく、どうしてもという場合しか受け付けていないとのこと。

まぁ、そこはもちろん局所麻酔でお願いするんだけど、「当日、コロナやインフルエンザに罹患した場合は、予約を入れてても生検の日程が変更になるからね。」と同意書を確認させつつ医師は続ける。

熱がある場合もできないけれど、生検を続けられなくなった場合も、中止することがあります。

んんん??

続けられない場合って??

それって・・、生検中にパニックになったり暴れたりってコトですか??

どうやら、と言うか、やはりと言うか、局所麻酔で意識があるから、生検中にパニックになって、検査が続けられない事もままあるようだ。

それと、予約までしたんだけど、当日になって「やっぱり無理です。」と言われる事もあるらしい。

これにはちょっとばかり笑ってしまったが、うちの娘にもその可能性は十分ある。

頼むから、検査当日騒がないで欲しい・・、ていうか、騒がないだろうけど、半べそかいて「無理です・・。」とかは言いそう・・。

そうなると、きっとA医師は無理強いしないだろうから、困っちゃうなぁ・・。

ところで、この「腎生検」を行わなければ診断がつかないものもあるんだけど、生検を拒否された場合、悪くなる腎臓に、どのような治療がなされるのかはとても気になる。

気になりすぎて聞いてみた。

だって、診断がつかなければ、ある程度の効果が見込める治療や、既に確立されている治療方法に移ることができないだろうと思ったから。

そう言う場合、腎臓が悪くなるのを座して待つだけなんだろうか??

その場合は、僕達が治療方法を捻り出して、食事療法などと合わせて投薬治療をしていくことになります。

なんて答えが返ってきんだけど、『捻り出す』って・・、出せるもんなのか(笑)??

最後に

生検は2人で行うけれど、そのうちの一人は僕が入りますから。

と、A医師。

私達はすっかりA医師の信者なので、それを聞いて安心したが、内科医も外科みたいな事をするんだなぁ・・、と、その時ぼんやり思った。

IgA腎症だとして、今後の治療の見通しを聞く

さて、説明書というか、同意書の最後に「腎生検を行うことによって、腎機能が改善することはありません」ということが書いてある。

当たり前なんだけど、腎生検は検査だから、治療では無い。

だから、これで腎臓がよくなる事はない。

でも、誤解しちゃう人とかいるんだろう。

それで、これまでも苦情的なものが色々あったのかもしれない。

でも、生検をすることによって、なんかその時点で病状が改善されるような錯覚が起きるのも確かだ。

色々と書面にしなければならない病院側の事情も、察するに余りありますな。

それはそれとして、腎生検も決まったことだし、そろそろ長期的な治療計画なんかも聞いてもいい頃だろう。

ネットで調べたところ、もしIgA腎症だった場合、次は扁桃腺の摘出手術と、3回にわたるパルス治療が待っているはず。

パルス治療とは、点滴により大量のステロイド剤を投与する治療方法だ。

何件か病院のサイトで説明されているものを見てみたけれど、大抵1回目の治療時には入院となり、その後2回は、通院だったり入院だったりと、病院によって対応はマチマチのようだ。

で、A医師の説明。

この説明の前に、A医師は娘の脛を押してみて、むくみがない事を確認。

ネフローゼについての説明を簡単に行ったが、多分娘は違うだろうと言う判断らしい。

仮にIgA腎症だったとしての話なんだけど・・、実は、医師によって言うことが違うっていうか、ぶっちゃけウチもね〜、担当医によって治療方針が違ったりするんだよね・・・。

と言ったことを前置きしつつ、治療方法はやはり、扁桃腺摘出術後、ステロイド治療に入るとのことだった。

ちなみにここは、パルス治療の時は全て入院となり、半年の間に3回それが必要とのことであった。

パルス治療が終わればその後、投薬と定期検診をしながら、2年で治療終了(いわゆる寛解か?)というのが一般的な流れらしい。

という事は、この後、娘は少なくとも短期間で4回の入院が待っているという事になる。

結構大事になっちゃったな〜・・・。

今回の腎生検でも2週間くらい仕事を休む予定なんだけど、扁桃腺の時も休まなきゃだよね・・。

離れて暮らしているから、長期で休暇を取らなければならない。

近くで暮らしているなら、休みを取るのは入院の日と手術の日くらいで、お見舞いは仕事が終わってからでも行けるんだけど・・。

パルス治療の最初の1回も付き添いかな・・。

後の2回は、点滴だけだし一人でも平気かも・・。

でも、心細いよね。

もう、ママお仕事やめようかしら・・。

と、母もちょっと弱気になってしまった・・・。

ザラザラと書類を貰い、入院受付によって、本日終了

てな訳で、医師から同意書やら検査結果やらを貰い、最後に入院受付に立ち寄り、今日の診察は終了。

入院受付では、冊子になった入院案内を渡された。

その中には、パジャマやタオルとかの、入院時に必要なものが書いてあったり、レンタルの案内なども入っている。

パジャマやタオルはレンタルもできるようだ。

疲れちゃったね。

入院の時のために、気分が上がるようなパジャマとタオルを買って帰ろうか??

・・・・・。

い ら な い・・(´・ω・`)。

娘は相当しょげている。

可愛いパジャマくらいじゃ気分なんて上がんないよっ!!と言われたが、買ってもらえるうちが花だぞ娘よ。

一方私は、今後行き来する事を考えて、本気でJALの株を買った。

有名な話ではあるが、JALとかANAの株を買うと、航空券が半額になる優待があるのだ。

それと、配当金もそこそこ高い。

航空券に関しては、実は、早めの予約で取れるセイバーとかバーゲンセールの方が、正規料金の半額なんかより、ずっと安くなる。

今回の診察付き添いの分は、4月の診察後にJALがセールを行ったのと、次の診察予約が2ヶ月以上先だったから安く買えたけれど、今日の診察で入れた生検の予約日までは、1ヶ月を切っている。

腎生検の日は今日決める事にはなっていたけど、希望の日に取れるか分からなかったから、予約を変更できない航空券は、取れなかったのだ。

生検は、夏休みのトップシーズン。

航空券の直前予約は正規料金だから、すごく高い。

半額優待券は、こういう急な場合などで、やむを得ず正規料金で航空券を購入しなければならない場合などに使える。

それと、ものは試しと、これまで持っていたJALカード(ショッピングマイルプレミアム付き)を「CLUB-Aゴールド」カードにしてみた。

CLUB-Aなんて、海外旅行や出張なんかで頻繁に飛行機に乗る人でないと全く旨味がないカードで、年に2回、多くても3回位しか飛行機を使わない私には、年会費が高いだけの、「猫に小判(豚に真珠とは言いたくないプライド)」なカードなんだけど、実家の母も弱っているし、しばらくは飛行機に乗る頻度が高くなるだろうと考えた。

CLUB-Aゴールドカードは、入会時にもらえるボーナスマイルが5000マイルだし、その他のボーナスマイルの付与率が高い。

ボーナスマイル分をお金に換算すると、年会費はゆうに超えてくる。

という事で、カードを切り替えてみた。

JALカードは、ゴールドなんて正直格下で、この上にプラチナやらダイヤモンドやら色々あるんだけど、その辺りは雲の上の話なので、私にはこれが限界です。

そんな訳で、最後はお金の話になりましたが、次回は、娘が入院します。

離れて暮らしてると、交通費も大変よ・・。

それではまた。

前回のお話と、シリーズのまとめ先はこちら↓