先日話題にした、娘の成人式の前撮りアルバム(ボツデータ込買取付きで、総額およそ18万)が、3カ月の時を経て、到着しました。
サンプルは見せてもらっていましたが、実際の出来上がりを見てびっくり。
表紙のパターンはいくつかから選べるのですが、大抵は子の写真が表紙になり、それは娘がちょっと嫌がったので、我が家は木に細工がしてあるものを選びました。
そしたら、この木の表紙、凄く分厚くて超高級。
表紙の模様も、絵が描いてあるのではなく、彫られているもの。
もう、こんなの工芸品ですよ。
で、上の写真はアルバムが入っていた箱なんですが、そりゃもう、立派な箱に入って、娘の大きな写真がプリントされている。
元々のプランについている3ポーズはまた別で、高級台紙に貼り付けられて別口です(写真向かって左の白い台紙のもの)
中身はこんな感じで、色々な背景や角度から撮影した写真が、1ページごとに違う雰囲気でデザイナーさんによって作り上げられています。
※全部をお見せする事が出来ずに残念ですが、背景の色が違ったり、英語のメッセージが入っていたり、写真の縁が絶妙にぼかされて他の写真となじむように配置されていたりする。
今回、フォトブックを自分で作るにあたって、レイアウトや背景処理なんかに結構悩んだので、それをプロのデザイナーさんに任せた分も含めると
こんなに立派で素敵なら、10万以上してもおかしくないかな・・。
と言う感じです。
25カットなんて、物足りない位と思わせる素敵なアルバム・・、というより写真集。
ご祝儀相場ではあるけれど、ある程度のお値段になるのは仕方ないかなと言う感じ。
お値段等の詳しくは、こちらの記事に書いてますので、興味ある方は読んでみて下さい。
データもコミコミ買い取ったから、義実家用アルバムは自己制作
そんな訳で、アルバムには満足したのですが、これを、両家の親族に見せない訳にはいかない。
私達夫婦は、両実家から遠い北海道に暮らしているので、『ちょっとアルバムを持ってご挨拶』とか難しいんですよ。
それに、何枚か写真は欲しがりそう・・。
同じアルバムをもう2個も注文する余裕なんてあるはずないし、写真館でおススメされた、義実家用ミニアルバムは、本当にミニサイズな上に、1冊19,800円もする・・。
焼き増しも不経済な気がするし・・。
焼き増し1枚で、ネットのフォトブックが1冊作れるじゃん・・。
という訳で、私は写真館での商談中に、データも全て買い取って、ネット経由で別冊のアルバムを自己制作する事を思いついた。
そんな感じで
ボツデータも買い取りの、25カットアルバムのプランでお願いします。
(安いアルバムは、データの買取ができなかった)
と、アルバムの購入を決めたわけですが・・。
フジフォトアルバムで自己制作した成人式の写真集すごい!
そんな事で、到着しました。
自己制作のフォトアルバム、自信作!
美しく撮れてる写真館のものから、私が外で撮影した、ふとした瞬間を切り取った表情、お友達との記念撮影やピースした写真などを盛り込んで、なかなか素敵な一冊となりました。
フォトアルバムを作ってくれるネットの会社はいくつかあって、凄く格安な所もあるのですが、今回は、セレモニー系の高級フォトブックを専門とする「フジフォトアルバム」を選定。
サイズはA4。
お値段は24ページ、税込み5,742円のもの。
因みに、写真館のアルバムは、写真が25カットで、12~13ページ程度だ。
オプションで、1箱1,100円の箱もつけました(高品質アルバムを選ぶと無料)。
自宅には写真館のアルバムもあるけど、自分たちで撮った写真もこっちには入れられるので、自宅用プラス両家の実家用の計3冊購入しました。
サイズは他にもスクエアやB5、A4横等があるのですが、一番お得感があったのがA4縦の24ページという感じです。
写真の配置が取りやすいとか、出来上がりの見栄えなんかを考えると、スクエア24ページの方がおススメなんですが、結構値段が高くなります。
(257㎜のスクエア12ページと、A4サイズ24ページのお値段が大体同じくらい。写真の枚数が増えると12ページでは全然足りません。)
『まずはどんなものか値段が知りたい』と言う方は、先にフジフォトアルバムさんの公式ページで確認してみて下さい。
さて、出来上がったアルバムですが、紙の質がとても良いし写真もすごく良い感じに仕上がっている。
写真館で撮影した写真は元々の質がいいんですが、自分で撮影した写真もかなりの高画質に仕上がってる!
私が撮った写真なんて、PCのディスプレイで見た時よりも、数倍美麗に仕上がっていて、色味も美しい・・。
これが・・、現像するという事か・・。
鳥の写真もそうなんだけど、一般的なPCの画面で撮影したデータを確認するのと、実際にちゃんと紙に現像するのとでは、ツヤや雰囲気や質感、色味が全く違う。
『本物の銀塩紙を使用している』と謳っていたけど、こんなに違うものなのか?
で、銀塩プリントが何か調べてみたけど、元々カメラ知識の浅い私では正直説明するまでには至らずで申し訳ありませんが、感覚だけで分かるレベルで違います。
(但し、LINE等でやり取りしたデータなどは、当然ながらそこまでの仕上がりにはなりませんでした)
実際にこのブログにあげている写真は、ぼかしてあったり圧縮されていたりであまり素晴らしさは伝わってこないかもしれませんが、自宅で眠っているメモリアルデータがある人は、1冊アルバムを作ってみると感動しますよ。
写真を現像するのもいいですが、整理が大変だし、現像して満足して、引き出しに入れっぱなしでくっついちゃったとかもあるので、写真の整理不要なフォトブックはいい手だなと、最近は色々な写真をフォトブックにしています。
フォトブック作りを実際にしてみた感想
そんな訳で、娘の成人式の写真ですが、自作のフォトブックも作って本当に良かったです。
元のデータは勿論残すし、全体的にフォトブックの格が上がったのは、写真館で撮影してもらったデータがあればこそですが、自作のフォトブックは、好きな写真を入れて好きなように作れるので、作る楽しみも味わえました。
自分で作るのは難しいと感じる方もいるかもしれませんが、データさえあれば、フォトブックは簡単に作れます。
今回はフジフォトアルバムでお願いしましたが、こちらのサイトは、ソフト等のダウンロードが必要なく、サイトの専用ページに写真をアップロードして編集していく感じで、テンプレートもあるので年賀状やカードをPCで作れる人なら難なく作成できると思います。
但し、写真の明るさを変えたり、彩度を上げたりという事は編集時には出来ないので、加工の必要のある写真は、前もって行っておく事をおススメします。
あと、拡大縮小、トリミングはできますが、熊さんや星の形に切り抜くと言ったような、多彩な事はあまりできません。
(成人式や結婚式のフォトブックではしないと思うけど、子供の成長写真の制作では結構人気がある切り取り)
でも、個人で制作するには充分な機能が備わっています。
ひとつ難を挙げるとすれば、注文確定するまで、写真の入れ替えややり直しはいくらでもできるのですが、アンドゥ(ひとつ戻る)ができないので、アップロードした写真の数が多い時は、写真の見比べがちょっと大変かもしれませんね。
写真の配置はテンプレートから選ぶか自分で配置していくかですが、制作が好きな人なら自分で配置した方が、納得のいく仕上がりになると思います。
アルバムの背景はページごとに選べ、編集画面にも用意されていますが、別にアップロードも可能。
シンプルに背景なしというのもアリですが、個人的には背景はあった方が素敵に仕上がる気がします。
サイトに用意されている背景は、スタンダードでちょっと垢ぬけない部分もあるので、私はフリーサイト(「pixabay」とか「ぱくたそ」など)から画像を引っ張ってきて使用。
背景の入れ替えは簡単に試せるので、色々入れてみると、印象や雰囲気がガラリ変わる事が分かるので、いくつか試してみて欲しいなと思います。
どちらかと言うと、余白を持たせたレイアウトの方が贅沢に感じるので、背景も、シャープなものや明瞭なものより、1点にのみ焦点が当たっていて、他はぼんやりしているようなものがおススメです。
という事で、本日の記事は、「娘の成人式アルバムの後日談」と、「ネット注文したフォトブックがとてもおススメだった」という内容でお送りしました。
気軽なフォトブックもいいけど、セレモニー系のフォトブックは、それを専門に扱う業者さんにお願いする方が出来上がりがいいと思いますよ。
それではまた。
自作フォトブック、マジで楽しくておススメです。