尿検査で異常が出たら、とっとと紹介状を書いてもらって大病院へ!〜初めての腎臓精密検査、費用など〜1

尿検査で異常が出たら、とっとと紹介状を書いてもらって大病院へ!〜初めての腎臓精密検査、費用など〜1

192views

当ブログには、広告が含まれることがあります ※案件は一切ありません

娘の健康診断で、尿に異常が検出され、近くのAクリニックに通って2年。

ずっと「経過観察」のまま、Aクリニックでは何の指示も無いらしい。

あまりに心配になった私が、娘が実家に帰ってきた時に別のBクリニックへ連れて行った時の娘の数値

・たんぱく:2+

・潜血 : 3+

若人でこんな数値出してたら、普通は放っておかないのでは??

Bクリニックからは「Iga腎症の疑い」と言われ

たまたま出ただけかもしれないけれど、心配なら大きな病院で検査してもらってね。

と言われた。

どう考えても、半年ごとの経過観察だけではおかしいし、普通は連続してたんぱくや潜血が出たら(と言ってもネット情報ですが)血液検査やエコーなどの精密検査が入るはず。

でも、娘は一度もエコーをしたことがないらしいし、血液検査もしたことがないと言う・・。

生活上の注意点なども聞いていないとのこと。

親としては、「発見が遅くてガンとかだったらどうしてくれるのさ!」と、不安しかないし、経過観察のまま腎臓病が進行し、末期腎不全にでもなったら、後悔してもし足りない!!

と言う感じで、業を煮やして大学病院へ、半ば無理やり紹介状を書いてもらった。

若い身空を犠牲にするな!Aクリニックには不信感しかない!!

そんな訳で、娘の尿検査に異常が出てから2年。

紹介状を書いてもらって大学病院へ行ってきました。

結果的に、Aクリニックをそのまま信用しなくてよかった事態・・。

行っていなければ、もしかしたら一生後悔していたかもしれないし、何なら、Aクリニックなど信用せずに、もっと早くに紹介状を書いてもらうべきだったとの、後悔の念さえあります。

と言うか、結果はまだ出ていませんが、私は今、Aクリニックを訴えたい位の気持ちでいっぱいです。

何故なら、Aクリニックは、紹介状を出すのも渋々でしたし、その治療のスタンスは

う〜ん、何だろうね〜。

経過観察だから、また半年後に来てね。

数値が上がってきたら・・、検査かなぁ・・

と言う感じだったらしい。

しかも、紹介状を書いてもらう段階では

え〜・・・。

そんな、すぐに検査とかにはならないと思うよ・・。

と言われ、紹介状も、かなり嫌々書いたらしい(離れて暮らしているのでクリニックには同席できていない)が、娘は「大学からも、卒業前にしっかり精密検査してもらえ。」と言われたと、強硬に出たらしい(偉いぞ)。

更に信じられない事に、なんとこの先生は、HPによると腎臓内科が専門のようだ・・。

腎臓を専門にしているのに、そんなのらりくらりとした事でいいのか!??

それとも、よっぽど悪くならないと診断しないのか・・。

ガンとかだったらどうしてくれんだ!

が!

Aクリニックの先生が予想したにも関わらず、結果的に当日中に大学病院ではかなりの検査をしたし、「検査結果は後日となります。」と言われる事も覚悟していたが、数値を見た先生からは至急扱いで(検査票に「至急」の文字があった)、検査結果の9割がその日のうちに出た。

(もしかしたらこの病院は全体的にそうなのかもしれないけれど)

病状は(私が)思っていたより進行していた(と言っても、正常値と異常値は、初期の場合は行ったり来たりするらしい)。

尿検査なんて、潜血どころか血尿だった。

しかも、大学病院の先生は

腎臓が一定以上悪くなると、僕たちの手ではどうにもならないんだよね。

だから、早めに診断をして、早期のうちに手を打っておかなければならないんだ。

とまで言った。

・・、怖い・・。

まぁ〜、この先生が非常に丁寧な説明で、腎臓の仕組みから悪くなる過程、さらに末期腎不全となった場合の話など、大学生の娘にもわかるようにちゃんと説明してくれた。

この日は尿検査の他、血液検査やエコーなどを行ったので、思わず癌の疑いを聞いてしまったが、幸い「それはない」と断言される。

今の段階で、敢えて診断するなら「慢性腎臓病」と言う結果だったが、ちゃんと診断をつけて治療方針を決めるには、入院し、腎臓の細胞を採取する「腎生検」が必要とのこと。

検査結果の数値的にはまだ猶予があるのと、娘の顔の様子(多分、むくみがなかった事とか顔色のことだと思う)、それと、長期の休みや就活のタイミングなどから、今すぐでは無いけれど、タイミングを見て腎生検の日を決めたいとの勧めであった。

(この段階で、医師にはある程度の病名見当がついている様子に見えた。それを確定させるための腎生検のようだ。)

就職してしまうと、長期の休みも取りづらいため、できれば在学中。

ひとまず、私も付き添わなければならないため、2ヶ月後に再検査を入れ、その日に生検の日程を決めましょうと言うことになり、次回は娘が一人で行かねばならんだろうが、その場で次回の予約を入れる。

実は、検査結果の一部の数値はまだ出ていないが、これは医師が責任を持って確認し、緊急であれば連絡するとの事。

なんて頼もしい事だ・・。

それにしても、異常値が出ていると言うのに、経過観察と言い続けてきたクリニックへ2年もの間娘を通わせてしまった。

これは、大いに反省しなければならないが、Aクリニックへの不信感は募るばかりだ。

思わず口コミを書いてしまおうかと思ったが、やめた。

大学病院は無駄な検査が多く高くつくとか、医療費の無駄という人もいるけれど、放っておいて病状が進行してしまうのはもっと怖い。

ドクターショッピングと言いたければ、言えばいい。

皆さんも、尿検査の異常は放っておかないで、ちゃんと検査を受けましょうね。

何もなければ、それでいいのだから。

そして、後から調べて知った事だが、腎臓の治療については、色々なスタンスの先生がいるらしく、早くに色々みてくれる先生もいれば、よっぽど悪くなるまで様子見の先生もいるらしいので、不信感が募る場合は、別のお医者にかかるのもいいかもしれない。

さて、今日の記事は、腎臓の異常値はすぐに検査しろって言うことと、初回の検査にいくらかかったのかの記事です。

検査にかかった時間や様子などは次回の記事にしますが、大学病院での検査と初診料は、以下のとおりです。

大学病院、腎臓検査の初回料金(我が家の場合)

・初診料:288点(864円)

・検査費用:3113点(9339円)

合計:10,200円(3割負担額)

検査内訳

・血液検査(検査項目は書ききれないので割愛しますが、試験管6本だったらしい。)

・尿検査(当たり前だが、一般健康診断などとは項目が桁違いであった)
・超音波検査

待ち時間中に私は、「夫の保険に子供の医療保険をつけていたか」などを思わず確認し、今年は医療費の確定申告も必要だなと、そっと領収証をカバンに入れた。

続きはこちら

腎臓病日記をまとめてご覧になる方は、こちらのボックスよりお進みください。

腎臓病日記のまとめを開くを閉じる